日焼け止めを使いこなして理想の美肌になろう!

日焼け止めを使いこなして理想の美肌になろう!

1年中紫外線対策は必要と言われていますが、1年の中でも最も紫外線が強くなるこの時期は特に気をつけたいケアの1つですよね。


一言で「紫外線対策」といっても、日傘やサングラスなど方法もさまざま。


今回はその中でも多くの人が使っている「日焼け止め」についてご紹介します。

「塗り直しはどのタイミング?」「適量ってどのくらい?」などの疑問にもお答えしていますので、ぜひ使い方をマスターして美肌を目指しましょう。

 

 

 



■日焼け止めの基礎知識

日焼け止め

まずは日焼け止めの基礎知識を確認しておきましょう。

 

 


1)紫外線の種類

日焼け止め

過去に「美肌の大敵「光老化」とは?原因と対策」の記事でもご紹介しましたが、紫外線といっても種類があります。


「紫外線C波(UV-C)」はオゾン層で吸収されるため、現時点では地上に届かないと言われています。


私たちの肌トラブルで注意しておきたいのが「紫外線A波(UV-A)」と「紫外線B波(UV-B)」。


紫外線の中でも波長が長い「紫外線A波(UV-A)」は肌の奥まで届き、コラーゲンやエラスチンの働きにダメージを与えるため「シワ」や「たるみ」につながりやすいと言われています。

一方、波長が短い「紫外線B波(UV-B)」は肌表面の炎症やメラニンを生成させシミにつながりやすいと言われています。


2)SPFとPAの違いは?

それぞれの波長に対して肌への影響を遅らせる度合いを示したのが「SPF」と「PA」です。


<SPF>

紫外線B波(UV-B)をどのくらい防ぐかを表した指標になります。


数値化している内容は

「日焼け止めを塗らずに20分で日焼けする(肌が赤くなる人)が、日焼け止めを塗ることで反応する時間をどのくらい遅らせられるか」というイメージです。


SPF1=約20分が目安で

SPF30x約20分=約600分(約10時間)


になりますが、これはあくまで「目安」で、

・肌質や体質

・環境(摩擦や汗で取れていないか)

・塗布量(メーカー推奨量を塗布しているか)


などによって結果は変わりますので、状況に応じてこまめに塗り直すようにしましょう。


<PA>

こちらは紫外線A波(UV-A)をどのくらい防ぐかを表した指標になります。


SPFのように「◯分」という指標ではなく、下記のように4段階で表示されます。


・PA+         UV-Aの防御効果がある

・PA++       UV-Aの防御効果がかなりある

・PA+++     UV-Aの防御効果が非常にある

・PA++++   UV-Aの防御効果が極めてある


こちらもSPFと同様に、「汗を拭く時に拭き取ってしまった」など、状況に応じて塗り直しなどをしましょう。


3)紫外線吸収剤と散乱剤

UVケア剤には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」と呼ばれる2つのタイプがあります。


紫外線を浴びるとそれぞれ化学反応を起こし「吸収剤」は肌の代わりに紫外線を吸収、「散乱剤」は盾のように紫外線を反射させるイメージです。


テクスチャーや肌への刺激はどちらも年々進化しているので、一般的に言われている「吸収剤は必ず刺激になる」「散乱剤は真っ白になる(白浮きする)」といったことは必ずしも言えないので、肌感や仕上がりは実際に触れて確認するのがおすすめです。


また「ノンケミカル」と呼ばれるものは、UVケア剤の中でも「紫外線吸収剤」が入っていないものを指します。こちらに関しては、特定の吸収剤による環境への影響(珊瑚など)配慮から取り入れている企業が徐々に増えてきました。


MARIÉLANのUVケアも、ノンケミカルです。


他にも水分に強い「ウォータープルーフ」処方のものは、レジャーシーンにはおすすめです。

 

 

 



■効果的な日焼け止めの使い方

日焼け止めを使いこなして理想の美肌になろう!

日焼け止めについて色々わかったところで、効果的な使い方についてご紹介します。


1)使用量

日焼け止めの効果を左右する「使用量」は最も重要です。


メーカーの推奨量が記載されている場合は、量を守って使用しましょう。(意外と多く感じるかもしれません)

記載されていない場合は、お顔でパール2〜3粒くらいを目安に使用するといいでしょう。


2)塗布前のスキンケア&塗り方

紫外線が強くなる時期はベタつきやすい季節なので、保湿が足らないまま日焼け止めを塗ってしまいがち。


肌の水分が不足していると、肌は乾燥から身を守るために皮脂を過剰に分泌してしまい、メイク崩れ・日焼け止めが取れやすくなります。


日焼け止めの効果を発揮する意味でも、「保湿」は欠かせませんので、スキンケアでしっかりお肌を整えてから日焼け止めを塗るようにしましょう。


また、塗布するときは塗布量を2回に分けて塗ると、ベタつきやヨレ、ムラなど起こりにくくおすすめです。


3)塗り直しのタイミング

塗布のあと、次に気になるのが「塗り直し」。


筆者おすすめは、「◯時間おきに塗り直す」という時間を意識するよりは、「効果が減少するタイミング」で塗り直す方がおすすめです。


日焼け止めは、スキンケアで整えた肌に適量を正しく塗布していれば、表示されている効果を発揮してくれます。しかし何らかの原因で「落ちてしまう」「薄くなってしまう」ことで効果が下がってしまいます。ここが塗り直しするポイントです。


<日焼け止めが落ちてしまうタイミング>

・汗や水などで落ちてしまった可能性がある場合

・タオルなどで拭いた場合


などです。何度も塗り重ねることで、クレンジングの際に蓄積された日焼け止めを落とす負担もありますので、時間よりはシーンで塗り直しをするといいでしょう。


お顔の場合は、メイクの上から使用できるような薄く色づいているようなものや、SPF・PAが配合されているパウダーを使用するのもおすすめです。

 

 

 


まとめ

日焼け止め

1年中必要な「日焼け止め」。


特にこれからの季節は、降り注ぐ紫外線量が増えるため、使用方法を間違えてしまうと他の季節以上にダメージが大きくなる結果に。


あとで後悔しないためにも、今のうちからしっかりと見直して、美肌を保ってくださいね。

 

 

 


UV下地クリーム

日焼け止め

 


健やかな肌とともに、メイク崩れが起こらないように必要な、うるおい&整肌成分「CBD(*1)x和漢(*2)」配合の、つけ心地のなめらかな摩擦レスUV下地クリーム。



・過酷な環境で繊細になった肌を整えてくれる「CBD(*1)」

・UV効果を保つために必要な肌のバランスを整える和漢うるおい成分「スギナエキス」「セイヨウアカマツ球果エキス」

・やさしく肌を整える人気成分「バクチオール」「パルミチン酸レチノール」

・話題のうるおい成分「クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体(フコイダン)」


など、SPF50/PA++++でありながら、まるで美容液のごとく美容成分(*3)を配合し、「肌バランスを整えることで必要以上に塗り重ねず」紫外線防御効果を保てるよう考えらえた1本。

 

繊細な肌にも使えるよう、5つのフリー成分(着色料・鉱物油・紫外線吸収剤・アルコール・パラベン)も実現し、幅広い肌におすすめのUV下地です。


摩擦レスでムラなくなめらかに伸び、まるで素肌のような美しい肌印象に整えてくれます。



<執筆者コメント>

私たちは古くから「紫外線」とともに生きてきました。


「光」を浴びることは体内時計の調整やビタミンの合成などができるため、健やかな生活には欠かせないものではありますが、必要以上に浴びることで肌に大きな影響を与えてしまいます。


美しい肌を保つために必要な「うるおい」と「摩擦レス」。


マリエランのUV下地クリームは、最初に塗布する段階で摩擦レスなのはもちろんのこと、健やかな肌のバランスを保つために必要なうるおい成分がしっかり配合されていることでメイク崩れを防ぎ、何度も塗り直すという摩擦やストレスを抑えてくれます。


肌も心も健やかに過ごせるUVケアで、よりいっそう輝いてくださいね。


〜スキンケアからUVケアまで、摩擦のないうるおいを〜


 執筆者:西川美佐子

 


*1 カンナビジオール(保湿・整肌) 

*2 スギナエキス、セイヨウアカマツ球果エキス(保湿)

*3 保湿成分