美肌に欠かせない天然のクリーム!知っておきたい皮脂膜ケア

マリエラン 皮脂膜ケア

「メイク崩れ」「ニキビ」のイメージがある皮脂。

ネガティブなイメージの強い皮脂ですが、適度な分泌は「皮脂膜」となり、私たちの肌にとって重要な役割を果たしてくれています。


そこで今回は「天然のクリーム」とも呼ばれる皮脂についてご紹介します。

 

 

 

 

■皮脂膜とは何?役割は?

マリエラン 皮脂膜ケア

まず、皮脂膜はどんな成分でできているのでしょうか。


皮脂膜とは下記の3つからできています。

・皮脂腺から分泌される皮脂

・角質で分解された成分(表皮脂質)

・汗腺から分泌される汗


※表皮脂質とは、剥がれ落ちる角質細胞(その中にNMNや角質細胞間脂質も含む)です。


皮脂膜は油分というよりは、水分と油分を含んだ乳液のような存在で、その薄さは0.0005mm(0.5ミクロン)という、以前のブログでもご紹介した角質層よりもはるかに薄い層です。


以前ご紹介した角質層の内容はこちら → 角質ケアの落とし穴!正しい角質ケアを知ろう


皮脂膜は肌の水分蒸発を防いでくれることから、「天然の保湿クリーム」とも呼ばれており、その成分は脂肪酸やグリセリン・コレステロールといった油性成分+尿素やアミノ酸などの水溶性成分でできています。


皮脂膜はおよそ35〜36度でとけ、乾燥肌や敏感肌の人は皮脂膜が少ない傾向にあり、季節によっても量は変わります。


基本的に気温が高い季節は皮脂分泌が多く、気温が下がれば皮脂分泌が減るため、皮脂分泌とともに皮脂膜の量も変化するため秋冬は乾燥しやすくなる原因の1つです。


「肌の保湿」以外にも皮脂膜は下記のような役割を持っています。


<その他の役割>

・肌に柔軟性を持たせる

・なめらかなツヤを出す

・肌荒れを防ぐ

・寒暖から肌を守る

・肌表面を弱酸性に保つ

・菌や有害物質が肌に侵入するのを防ぐ



 

 

 

■適度な皮脂膜を保つには?

マリエラン 皮脂膜ケア

肌にとって適度な皮脂膜を保つことが、美肌を作る第一歩!そのためには、皮脂膜の弱点を知っておきましょう。


<皮脂膜の弱点>

・紫外線などで酸化されやすい

・残ると毛穴の黒ずみ・詰まりの原因に

・年齢とともに減少しやすい

・洗顔料によっては取りすぎ(失われ)てしまう


スキンケアでは化粧水などの水分とともに、皮膚からの水分の蒸散を抑えてうるおいを保ち柔らかくする「エモリエント成分」を補うことが大切です。

皮脂膜に近い働きとしては、スクワランやシアバター、ワセリンやアルガンオイルなどがおすすめです。

とはいえ、外から補う成分と比較すると、自分自身の肌から生まれた保湿成分の方が肌なじみもよく、アレルギーなどの心配もないため、できる限り守ることが大切です。

そこで、皮脂膜を残すために最も注意しておきたいのが「洗顔」です。

皮脂分泌が気になり、洗浄力の強い洗顔でゴシゴシ洗うなど、過度な洗顔は肌に必要な皮脂膜を奪ってしまうだけでなく、肌にダメージを加え、摩擦などを引き起こすこともあります。

マイルドな洗浄力の「アミノ酸系」の洗浄剤や弱酸性のものを使いましょう。

また、洗顔には泡やジェル、ミルクなどさまざまな形状がありますが、「摩擦」を起こさないことを大事に、たっぷりの泡やある程度の厚みを持たせ、手と顔の間にクッションのような存在となるように使用しましょう。



 

 

 

■まとめ

マリエラン 皮脂膜ケア

「天然のクリーム」と呼ばれる皮脂膜は、うるおいある健やかな肌を保つには欠かせない存在です。

気温が下がっていくこれからの季節、皮脂分泌とともに皮脂膜の生成も減りやすくなります。

この機会に皮脂膜を守る洗顔とやさしいスキンケアで、美しく健やかな肌を保ちましょう。



 

 

フェイシャル フォーム クレンザー

マリエラン 皮脂膜ケア


肌に必要な皮脂膜を取りすぎないよう、マイルドな洗浄力の「アミノ酸系洗浄成分(*1)」を使用した泡タイプの洗顔料。

その他にも、厳選された成分をたっぷりと配合

・健やかな肌に整えるCBD(*2)

・肌にうるおいを届ける和漢成分(*3)

・「アロエベラ葉エキス」や「クロレラエキス」など、天然由来の美容成分(*4)

まるで、美容液で洗顔しているようなクリーミーな質感と、泡パックまでできる優しい処方は、健やかな肌に必要な「保湿」x「摩擦レス」を叶え、性別・肌質・年齢関係なく幅広い方にお使いいただけます。

 

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<執筆者コメント>

美肌のために、たっぷりの美容成分を肌にのせることはもちろん大切なことですが、同時に「肌に必要なものを奪いすぎない」ということも忘れてはいけません。

皮脂膜を守り、健やかな肌に必要な「保湿」と「摩擦レス」を保ったケアを心がけることで、私たちの肌は「みずから美しくなる力(*5)」が整ってきます。

この機会に、普段のスキンケアを見直して、肌悩みのない美しい肌へと近づいてくださいね。


〜「私は美しい」と声に出したくなる肌へ〜


 執筆者:西川美佐子



*1 ヤシ脂肪酸アルギニン

*2 カンナビジオール(保湿・整肌)

*3 クズ根エキス・チャ葉エキス(保湿・整肌成分)

*4 保湿・整肌成分

*5 健やかな肌状態のこと