「透明感のある、ヘルシーな肌」のために!知っておきたい肌の基本
自分の肌をみて、「ニキビができてる」「肌つやがいい!」など、肌の”見た目”に一喜一憂していませんか?
肌には多くの機能があり、見た目の肌印象だけに囚われていると、大きなトラブルになりかねません。
肌悩みに対してのお手入れ方法は情報があふれていますが、ヘルシーな肌を作るにはまずは肌について知ることが大切。そこで今回は肌の役割や、ヘルシーな肌の整え方をお伝えします。
■肌の役割とは?
まずは、肌の役割についてご紹介します。私たちの肌は大きく分けて4つの機能があります。
1)バリア機能
代表的な肌の役割となるのが「バリア機能」です。外部からのウィルスやアレルゲン・紫外線などの外部刺激から体を守ってくれます。また私たちの体に必要な水分が、体外に排出されないよう守ってくれる働きがあります。
この機能が衰えると、異物が体内に入ったり水分が蒸発したりするなど、身を守れなくなってしまいます。
2)体温調節機能
私たちの体は常に一定の状態を保とうとしてくれています。そのために必要なのがこの「体温調節機能」です。
気温が高くなり体内に熱がこもると汗を出し、汗が蒸発することで体温を下げ、気温が下がると毛穴をキュッと引き締めて熱が逃げないように調節してくれます。
この機能のおかげで、私たちは衣類の調節だけで春夏秋冬を過ごすことができています。
3)老廃物排泄
体内に溜まった老廃物を外に出すことで、肌や体は健やかな状態を保つことができます。
肌の新陳代謝(ターンオーバー)や発汗、皮脂を分泌する際に、体内にある不要な老廃物を排泄し、健やかな状態を保っています。
この機能が働かなければ古い角質や汚れが溜まり、肌のくすみやごわつき、ニキビや毛穴トラブルといった肌トラブルを招きやすくなります。
4)感覚伝達機能
何かに触れると「冷たい」「熱い」「硬い」「柔らかい」「圧」などの、触れた感覚を脳に伝えてくれる重要な「感覚伝達」をしてくれています。
スキンケアアイテムのテクスチャーを感じられるのもこの機能があるからです。
この機能が正常に働かなければ、やけどや怪我といった危険を伴うのはもちろんのこと、スキンケアに触れても心地よさを感じられなくなります。
肌の代表的な4つの役割をご紹介しましたが、肌が健やかでなければ、これらの機能が働かず体の変化が起こり、肌表面にトラブルとなって現れます。すると、見た目に出てきた肌トラブルがストレスとなり、更なる肌トラブルや体調にも影響が出るという、ネガティブなサイクルになってしまいます。
「ヘルシーな肌」に整えることは「ヘルシーな体づくり」にもつながるため、しっかりと整えておくことが大切です。
■ヘルシーな肌作りのために
肌が体にとって大切な役割を果たしていることがわかったところで、ここからは「ヘルシーな肌」作りをしていきましょう。ポイントは大きく分けて2つ。
1)スキンケアの基本を整える
・守りながら洗う
私たちの肌には、常在菌や天然のクリームと言われている皮脂膜、コラーゲンやセラミドなど、健やかな肌に欠かせないものが多く存在しています。
これらの存在は肌のバリア機能にも関わるため、”守りながら洗う”ことが大切です。
マイルドな洗浄力&摩擦が起こりにくいやさしい洗顔を使うようにし、古い角質などをのぞいてくれる、酵素洗顔やスクラブは週に1回程度にとどめておきましょう。
・肌の土台を整え・逃さない
数限りない化粧品成分がありますが、肌のベースはまず「保湿」です。水分が不足している肌は、「角質が固くなりスキンケアのなじみが悪くなる」「ターンオーバーが乱れ、化粧品が刺激に感じる」など、スキンケアそのものに影響を与えます。
そうならないためにも、まずは肌表面をうるおしてくれるコラーゲンやヒアルロン酸、角層にうるおいを与えてくれるグリセリンやセラミド、トレハロースなどの保湿成分が配合されたアイテムで水分を補いましょう。
また与えた水分が逃げないよう、油分を与えることも忘れずに!
・塗り重ねにも注意!刺激を避ける
「刺激」というと、アルコールや香料・着色料などの成分を思い浮かべがちですが、「スキンケア時の摩擦」も刺激の1つです。
「もっと綺麗になりたい」「気になる肌トラブルをなんとかしたい」と、複数のアイテムを塗り重ねることで摩擦が起こることもあるため、肌トラブルが出始めている時こそシンプルステップを心がけましょう。
健やかな肌を作ることで、プラスアルファのお悩みアイテムの効果もしっかり感じられますよ。
2)食生活を見直し、規則正しい生活を
健康や美容のために「バランスの取れた食事をしましょう」といったコメントをよく見かけますが、「食事内容を考えるのが大変!」「バランスがわからない」と悩む人も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが「少量ずつできるだけ多くの食材を摂取する」ことです。例えば、朝ごはんを「パンと牛乳」という2品から、パンの量を少し減らして、その分をサラダ(野菜や海藻などを入れる)やフルーツなどを加えるというだけでも、ビタミン・ミネラルなどが摂取できます。
また、規則正しい生活といっても、人によって適度な活動時間や睡眠時間もさまざまです。
健やかな体づくりのためには、まずは「リズム作り」を意識しましょう。「忙しくて食事時間はバラバラ」という人は、入眠時間・起床時間のリズムを揃えるだけでも疲れやストレスがリセットされるのでおすすめです。
■まとめ
「綺麗な肌」というと、つい見た目に囚われがちですが、見た目だけでなく体や精神的な健やかさをもたらしてくれる大切な役割を持っています。
「ヘルシーな肌」を整えることで、肌と体のポジティブサイクルを作り、よりいっそう素敵に輝いてくださいね。
〜フェイシャル フォーム クレンザー〜
マイルドな洗浄力のアミノ酸系洗浄剤を使用し、肌に必要なうるおいを残しながらしっとりと洗い上げてくれる洗顔料。
「CBD(*1)x和漢(*2)」&厳選した美容成分(*3)配合のクリーミーで心地よい泡が、肌をやさしく整えながら自活力(*4)をサポートしてくれます。
泡タイプなので朝の忙しい時間でもストレスなく使い続けやすいだけでなく、週に1回の泡パックとしても使用ができる、おすすめのアイテムです。
〜オールインワンクリーム〜
1つで5役を叶えてくれる、肌になじみやすい摩擦レスオールインワンクリーム。
気になる肌荒れや肌トラブルを抑える「CBD(*1)」と厳選した和漢成分(*2)「クズ根エキス」「カンゾウ根エキス」、敏感肌やゆらいだ肌を整えてくれる「カミツレ花油(ビサボロール)(*3)」を配合。
忙しく過酷な私たちのお肌をやさしく整え・包み、「透明感のある、ヘルシーな肌」へとサポートをしてくれるエイジングケア(*5)クリームです。
<執筆者コメント>
「肌」とは、私たちの体を守る最初の「砦(とりで)」です。
役割が十分に果たせなければ、「異物が体に入ってしまう」「老廃物が溜まる」「体温調節ができず体調を崩す」「感触がわからず怪我をする」など、さまざまなことが起こり、肌や体はもちろん精神的にも影響が出てしまいます。
「ヘルシーな肌を作る」ということは健康な体づくりにもつながる第一歩なので、目にみえるトラブルがなくても、日常的に意識をすることが大切です。
マリエランのスキンケアは、肌にとって必要な成分がしっかりと配合されたやさしいシンプルステップで、ヘルシーな肌への一歩となってくれます。
この記事が、皆様がよりいっそう輝くきっかけになりましたら幸いです。
〜「私は美しい」と言葉に出したくなる肌へ〜
執筆者:西川美佐子
*1 カンナビジオール(保湿・整肌)
*2 クズ根エキス・チャ葉エキス(保湿・整肌成分)
*3 保湿・整肌成分
*4 健やかな肌状態のこと
*5 年齢に応じたケアのこと