いつからするの?エイジングケアの基本
年齢とともに起こる肌の変化。ずっと健やかで美しい肌を保ちたいものの、一体何歳から「エイジングケア」が必要なんでしょうか。
そこで、今回は加齢による肌変化とエイジングケアについてお伝えします。
■「エイジングケア」とは?
スキンケアなどに記載されている「エイジングケア」には、必ず「年齢に応じたケア」という注釈がありますが、どんなケアなのでしょうか。
「エイジングケア」とは、年齢を重ねることにより水分や油分のバランスが変化しトラブルが起きやすくなった肌に、保湿や肌を整える成分を与え、健やかな肌へと導くケアを指します。
特に、うるおいを保つ力は年々減少するため、肌は乾燥しやすくなっていきます。すると、乾燥だけでなく乾燥によるしわやシミ、くすみやバリア機能の低下、ゆらぎや敏感肌など多くのトラブルが生まれやすくなります。
加齢による肌変化は避けられませんが、正しくケアすることで変化を緩やかにすることは可能です。
■加齢による肌の変化はなぜ起こる?
そもそも年齢を重ねると肌はどうして変化するんでしょうか?代表的な理由をいくつか挙げます。
・年齢とともに肌の保水力が減少
・ホルモンバランスの変化による、肌の水分やバリア機能の低下
・季節の変わり目による寒暖差や環境の変化による刺激
・「体内の変化」×「肌環境の変化」による肌のゆらぎ
・メンタルの揺らぎによるストレス
肌そのものの保水機能が下がることに加え、ホルモンや環境の変化による刺激が加わることで、肌がゆらぎ、悩みが増えやすくなります。
■何歳から「エイジングケア」が必要?
一般的に20代後半から30歳前後から、肌の水分量減少やホルモンバランスの変化が起こり始めるため、早い人はこの頃からトラブルを感じ始めることもあります。
肌の変化は生活環境や日頃のスキンケアなどによって、人それぞれなので、「何歳から」という明確な線引きはありません。
肌トラブルが起こっていなくても、いつものスキンケアで「違和感」を感じたら、スキンケアを見直すのがおすすめです。
■「エイジングケア」は何をしたらいい?
「エイジングケア」とは、肌状態に合わせたスキンケアで、健やかな肌を作ることです。
まずはスキンケアの基本を徹底しましょう。ポイントは3つ。
「落としすぎない」
「うるおいを与え・保つ」
「摩擦などの刺激を起こさない」
水分が少なくなり始めているエイジング世代は「理想の肌への第一歩!健やかな肌のための洗顔」でもご紹介しましたが、クレンジングは肌にやさしい洗浄剤とテクスチャーのものを選び、落としすぎないようにしましょう。
続いてお肌にたっぷりの水分を与えながら、うるおいを逃さないよう、水分と油分のバランスが取れたアイテムでお肌を整えます。
最後に年齢とともにゆらぎやすくなっている繊細な肌を刺激しないよう、洗顔・拭き取り・化粧品の塗布時など、あらゆる摩擦を避けるようにしましょう。些細な感触も敏感に感じる時は、多くのスキンケアを使用するのではなくシンプルステップにし、肌に触れる回数を減らすのもおすすめです。
スキンケアでお肌を整えてあら、刺激となる紫外線ケア対策も忘れずに。
■生活習慣も見直しましょう
エイジングケアには外からだけでなく、内側からも整えておくことが大切です。
・定期的な睡眠時間
・バランスの取れた食事
・適度な運動
などを意識しておくといいでしょう。
忙しい日々を送る中で、一定の睡眠時間を保つことは難しいですよね。そんな時は、体のリズムを作るためにも「決まった時間に寝起きする」ように心がけましょう。
続いてバランスの取れた食事も健やかな肌作りには欠かせません。「何を食べればいいの?」と悩んだ時は、肉・魚・野菜・海藻など、できるだけ多くの食材を摂取するよう意識するだけでも、偏りにくくなります。
最後に健やかな肌作りには運動も必要です。1日に30分〜1時間ほどのウォーキングや、長時間デスクワークを行う場合は定期的に(1時間に1回くらい)ストレッチなどを取り入れ、血流が滞らないようにしましょう。
■まとめ
年齢とともに起こる肌変化ですが、トラブルが起きていなくても、ちょっとした違和感などを感じたら、スキンケアや生活を見直すことで早めのケアが可能です。
「エイジングケア」は年齢に抗(あらが)うケアではなく、健やかな肌に整え、肌が持つ力を最大限に引き出すスキンケアです。
ご自身の年齢や肌状態に合ったエイジングケアで、「透明感あふれる、ヘルシーな肌」を保ち、毎日を楽しんでくださいね。
1つで「化粧水」「乳液」「美容液」「クリーム」「パック」の5役を叶え、摩擦レスで健やかな肌に整えてくれるシンプルステップのオールインワンクリームです。
年齢とともにゆらぎやすく繊細な肌を整えてくれる「CBD(*1)」と、乾きやすいエイジング世代の肌にうるおいを届けてくれる、和漢成分の「クズ根エキス」「カンゾウ根エキス」や「カミツレ花油(ビサボロール)(*2)」を配合し、うるおいあふれる健やかな肌へと導いてくれます。
「くすみ」や「しわ」といった年齢を感じさせる肌印象の原因となる「乾燥」をしっかりケアし、「透明感のある、ヘルシーな肌」へ導く、マリエランおすすめのエイジングケア(*3)アイテムです。
<執筆者コメント>
「エイジングケア(*3)」とは決してネガティブなワードではありません。
その時の年齢や肌状態にあったケアをしっかりすることで、肌が本来持つ力を引き出し、より輝くためのスキンケアです。
長い間私たちの体を守ってくれた肌に、ありがとうの意味も込めた「エイジングケア(*3)」で、肌をうるおし、整え、肌悩みを生まない健やかな肌を作りましょう。
これからも年齢を重ねることを楽しみ、素敵な日々を送ってくださいね。
〜「私は美しい」と言葉に出したくなる肌へ〜
執筆者:西川美佐子
*1 カンナビジオール(保湿・整肌)
*2 保湿・整肌成分
*3 年齢に応じたケアのこと