メンズ必見!夏こそ注意しておきたいスキンケア
梅雨があけていき、気温も湿度も高くなる季節。ベタベタしやすい夏の気候&皮脂腺が多い男性の肌は、見た目にはツヤっとしているのでスキンケアが不要!と思っている人も多いのでは?!
この時期の男性の肌は、スキンケアをしないと美肌から遠ざかることも!今回は男性こそ注意しておきたい夏のスキンケアをお伝えします。
■メンズスキンケアが必要な理由
気温も湿度も上がる夏。ベタつきも高まるこの季節に、どうして男性にスキンケアは必要なんでしょう?
(1)男性の肌質
男性の肌といえばイメージするのが皮脂。男女の肌質にはそれぞれ特徴があり、男性は女性よりも皮脂腺が多いだけでなく、女性より水分が少ない&水分の蒸散量が多いという特徴を持っています。
つまり、男性の肌は見た目はオイリーでうるおっているように見えますが、中はカラカラという「インナードライ」状態とも言えます。
肌は乾燥が進むと皮脂を分泌し、これ以上水分を蒸発させないようにします。すると見た目にもテカリが目立つため、気になって過度な洗顔を行う&必要以上に拭き取るなどして、摩擦や水分蒸発が進行します。
この状態が繰り返されると、乾燥と過剰な皮脂分泌がどんどん進むという、負のスパイラルが生まれます。
(2)紫外線ケアの習慣がない
スキンケアをする男性は増えてきたものの、日焼け止めまで使う習慣はまだ少なく、紫外線の刺激を受けている人は多くいます。
中には日焼け止めを使用している男性もいますが「汗を拭くときに取れてしまう」「こまめに塗り直す習慣がない」といったことも。
男性は女性のように日傘や帽子を被るなどの習慣も少ないため、刺激に囲まれやすい環境にあります。
(3)エアコンの乾燥や温度設定
夏に使用するエアコン。熱中症対策としてはもちろん使用した方がいい場合もありますが、エアコンは肌の乾燥が起こりやすいため、注意が必要です。
さらに、男性は筋肉量が多く代謝も高いため、平均的に女性より体温が高くエアコンの温度設定を低くしがち。
外気と室内で温度差が大きくなりすぎると、寒暖差による自律神経の乱れが起こり、アレルギーの発生や肌のバリア機能が低下しやすくなります。
(4)スキンケア不足
男性はスキンケアを習慣化している人も増えましたが、ベタつく夏は「化粧水だけ!」「油分は少なめ」といった人も多いのでは?健やかな肌にとって大切なのは、水分と油分のバランスです。
いずれかが不足していると健やかな肌から遠ざかってしまいます。
■夏こそ始めたい!メンズスキンケア
ここからは男性におすすめしたいスキンケア方法をお伝えします。
(1)夏こそ必須!メンズスキンケア
水分不足、皮脂が多い男性の肌は、水分と油分のバランスが崩れているためバリア機能が低下しやすいため、下記に注意しましょう。
・洗いすぎに注意!
・たっぷりの水分をお肌に届ける
・油分で水分蒸発を防ぐ
・不快なテクスチャーはストレスの元!使いやすいテクスチャーを
・摩擦レスケアが叶うシンプルステップ&テクスチャー
「ベタつくからとにかく洗う!」を繰り返していると、油分を除きすぎて水分蒸発を招きかねません。洗顔料を使用した洗顔は朝晩2回程度で十分です。
そして、洗顔後にたっぷりの水分をお肌に与え、水分蒸発を防ぐためにも油分を補いましょう。
また、「スキンケアをしないと肌トラブルが起こる」ということにとらわれて、重めのテクスチャーやこってりしすぎてもストレスになります。水分と油分を含みながら、お好みのテクスチャーのものを選びましょう。
さらに、男性のお肌は見た目以上に繊細であることも注意しましょう。せっかく行うスキンケアで肌に刺激が起きては効果も半減!摩擦レスを意識した、シンプルステップ&摩擦レスのテクスチャーのものを選びましょう。
特にスキンケア習慣が少ない男性には、オールインワンなどは1ステップで完了するのでおすすめです。
(2)メンズも必須!紫外線ケア
紫外線は肌を乾燥させ、刺激によってバリア機能の低下につながります。
日傘や帽子などの習慣がまだ少ない男性ですが、日焼け止めは意識的に使用するようにしましょう。
また、紫外線には肌による影響だけでなく、「紫外線疲労」という言葉もあるように、体力も奪います。体力減少や熱中症対策にもなりますので、日頃から紫外線ケアを意識しておくといいでしょう。
(3)汗は拭かずに吸い取ろう
汗を拭くときに「ゴシゴシ」していませんか?拭き取り方次第では、せっかく塗布した日焼け止めを取り除いてしまうだけでなく、摩擦による肌刺激にもつながります。
汗を除く時には、押さえるように肌にあてて吸い取りましょう。
(4)エアコンの温度設定に気をつけよう
女性に比べて体内の熱を作りやすい男性は、平均してエアコンの温度設定が低くなりがちというデータも。
屋外と室内で温度差が激しくなると、自律神経の乱れや肌のトラブルを生んでしまいますので、冷やしすぎには注意しましょう。サーキュレーターなども活用しながらエアコンの温度設定は28度前後で設定し、冷やしすぎないようにしましょう。
(5)睡眠は時間よりリズム
健やかな肌を保つためにも睡眠は欠かせません。「◯時間以上の睡眠が必要」という平均的なものはありますが、人によって適切な睡眠時間は異なります。
睡眠は体内時計をリセットする目的もあるため、忙しくて眠れないという人は、まずは「同じ時間に寝起きする」というリズムを意識しましょう。
また、PCやスマートフォンから浴びるブルーライトは脳を覚醒する作用があり、睡眠をとっているつもりでも、熟睡できていないことも。
寝る1時間前くらいにはスマートフォンから離れ、読書やアロマなど、リラックスする時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(6)メンズの美肌におすすめの食材
スキンケアや睡眠以外にも、男性の肌質におすすめの食材をご紹介します。
栄養素 |
働き |
主な食材 |
ビタミンB2 |
皮脂の分泌を抑える |
鶏肉、レバー、納豆 |
ビタミンB6 |
皮脂の分泌を抑える |
バナナ、豆腐 |
ビタミンC |
皮脂の分泌を抑える メラニン対策 ビタミンEのサポート |
ホウレン草、パブリカ、ピーマン、ブロッコリー、アセロラ、ゆず、キウイ |
コラーゲン |
皮脂の分泌を抑える |
鶏皮、軟骨、手羽先、牛スジ肉 |
食物繊維 |
皮脂の分泌を抑える 肌荒れを防ぐ |
根菜類、納豆、キノコ類、緑黄色野菜、こんにゃく |
タンパク質 |
保湿 健やかな肌を構成 |
鶏肉、魚類、卵、大豆製品、乳製品 |
オメガ3脂肪酸 |
保湿 |
エゴマ油、アマニ油、青魚 |
ビタミンA |
保湿 メラニン対策 |
レバー、うなぎ、卵、人参、ほうれん草 |
ビタミンE |
保湿 抗酸化&肌荒れを防ぐ |
ナッツ類、大豆、アボカド、ごま |
ポロフェノール |
抗酸化&肌荒れを防ぐ |
ブルーベリー、緑茶、紅茶、ココア、チョコレート、赤ワイン |
βカロテン |
抗酸化&肌荒れを防ぐ |
人参、ほうれん草、ブロッコリー、モロヘイヤ |
リコピン |
抗酸化&肌荒れを防ぐ |
トマト、スイカ |
アスタキサンチン |
抗酸化&肌荒れを防ぐ |
エビ、鮭、海藻 |
乳酸菌 |
肌荒れを防ぐ |
ヨーグルト、キムチ、漬物、チーズ |
酵素(発酵食品) |
肌荒れを防ぐ |
味噌、納豆、甘酒、麹 |
全てをいきなり接種する必要はありませんが、日常の食事で取り入れやすいものを摂取してみてくださいね。
■まとめ
男性の肌は見た目には丈夫に見えてとても繊細にもかかわらず、日常の肌環境は女性より過酷です。さらに過酷な環境に囲まれる夏は、そのままにしておくと、肌環境が悪化して乾燥とテカリが目立ち、多くの肌トラブルが生まれやすく美肌から遠ざかります。
やさしいスキンケアと日常生活を整え、乾燥によるテカリではなく、美しくハリのある肌を目指しましょう。
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・刺激を受けやすい男性の肌を整える「CBD(*1)」
・肌荒れを防ぎうるおいを与える和漢成分「クズ根エキス(*3)」「カンゾウ根エキス(*3)」
・シェービングの刺激もケアする「グリチルリチン酸ジカリウム(*3)」
・乾燥気味な男性の肌へうるおいを与える保湿成分「スクワラン」「ヒアルロン酸Na」
・水分の蒸散を防ぐ適度な油分「ホホバ油」
・紫外線で刺激を受けた肌を包む美容成分(*3)「α-アルブチン」「ビタミンC誘導体(3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸)」「プラセンタエキス」
などの豪華な美容成分(*3) を配合&摩擦を抑えた1ステップで水分と油分を補いながら、やさしく男性の肌を整えてくれます。
ベタつきの少ないテクスチャーで、夏でベタつきやすい男性の肌にもおすすめなアイテムです。
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<執筆者コメント>
皮脂によるテカリやツヤ感がある男性の肌は、見た目には丈夫そうに見えて実は繊細です。
そのため、些細なことで老化や肌トラブルが加速しやすい環境にあり、日頃からのスキンケアが何よりも大切です。
近年スキンケアをする男性は徐々に増えてきましたが、日焼け止めなどの紫外線ケアまで習慣にしている人はまだまだ少なく、強い刺激を受け続けています。
湿度も高くベタつきやすい夏ですが、この時期だからこそ男性の肌はバランスが崩れやすく、スキンケアは欠かせません。
過剰な皮脂によるテカリやツヤではなく、うるおいあふれたみずみずしさとハリのある肌で、より魅力的になってくださいね。
〜イキイキとした、ヘルシーな肌へ〜
執筆者:西川美佐子
*1 カンナビジオール(保湿・整肌)
*2 クズ根エキス・カンゾウ根エキス(保湿・整肌)
*3 保湿・整肌成分