春のシートマスクはどう使う?ゆらぎ肌を整える正しい取り入れ方
春になると、気温や紫外線の変化に加え、花粉といった外敵刺激も加わり、トラブルではないけれど「なんとなく肌がいつもと違う」「メイクのノリがイマイチ」と増えていませんか。
それは「乾燥」だけの問題ではありません。
春は、角層バリアが揺らぎやすい季節です。そんな時、頭に浮かぶのが「スペシャルケア」としての「シートマスク」。
今回は、「シートマスクを毎日使うべきかどうか」ではなく、「どう使うか」という視点でお届けしたいと思います。
◾️春の肌で起きていること
春は紫外線量が急激に増える時期で、3月頃から、真夏に近い数値になる日もあると言われています。
紫外線に加えて、花粉や黄砂といった微粒子の付着、寒暖差による皮脂分泌の変化、環境の変化によるストレスなどが重なります。
これらの影響を受けると、角層の細胞間脂質が乱れ、経表皮水分蒸散(TEWL)が増加しやすくなります。つまり、肌の中の水分が逃げやすい状態に傾きやすくなるといえます。
春は「潤いを与えたい季節」であると同時に、「守りがゆるみやすい季節」でもあります。
◾️シートマスクの光と影
シートマスクは、高濃度の美容液を含み、肌に長時間密着させる「密閉効果」により角層を一時的に膨潤させ、角層をゆるめます。
その結果、成分が肌へ届きやすくなるというメリットがあります。いくつものスキンケアを重ねるより、ほしい成分を摩擦レスで効率的に取り入れるにはぴったりの方法です。
しかし、浸透を高める一方で「角層がゆるむ=一時的にバリア機能もゆるみ、外的刺激も入りやすくなる」という意味でもあるため、特に春のようにバリアが揺らぎやすい時期に「毎日」や「長時間」使用するなどの過度な使用は、控えるようにしましょう。
ここで重要なのは「シートマスクはNG!」というのではなく、大切なのは、必要に応じて戦略的に取り入れることです。
◾️春の正解は「戦略的マスク」