デリケートゾーンの不快感、その原因は「守る力の低下」かもしれません

デリケートゾーンの悩みとして多いのが、「乾燥」「ムレ」「かゆみ」「なんとなくの違和感」。
そんなとき、私たちはつい「清潔にしなきゃ」「ちゃんと洗えていないのかも」と考えてしまいがちです。

しかし、こうした不快感の多くは「汚れ」ではなく、守る力が弱っているサインである場合も少なくありません。近年のフェムケアは、「清潔にするためのケア」から、「本来備わっている守る力を育てるケア」へと考え方が変わってきています。

今回は、フェムケアの「守り」について紹介していきます。

 

◾️デリケートゾーンにもある、天然の「守るバリア」


デリケートゾーンにも、顔と同じように肌を「守る」仕組みがあります。それが、角質層・皮脂膜・常在菌の3つがつくる、天然の保護膜です。

角質層は水分を抱え込み、外からの刺激を受けにくくする役割をもっており、皮脂膜はうるおいの蒸発を防ぎ、肌表面をなめらかに保ちます。そして常在菌は、pHを弱酸性に保ち、トラブルの原因となる菌が増えにくい環境をつくってくれます。

この3つがバランスよく働いていると、乾燥しにくく、ムレにくく、刺激にも強い状態を保ちやすくなるというわけです。

フェムケアの本質は、「菌をなくすこと」ではなく、「バランスを守ること」にあります。


 

◾️洗いすぎ・刺激が「守る力」を弱めてしまうケースも