シートマスクはスペシャルケアにピッタリ?!実際の効果は?
1月は湿度が1年の中で最も低く肌にとって厳しい季節。
特に今年は日によって気温差があったり早めの花粉飛散が始まっていたり、例年以上に過酷な環境下にあります。
肌への刺激はとても多く、乾燥やゆらぎ、敏感肌になりやすいため、日頃のお手入れに悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで登場するのがスペシャルケアの代表「シートマスク」。
「シートマスクは毎日使うべき?」
「本当はよくない?」
など、さまざまな噂があるシートマスクですが、今回は、その効果や使い方のコツを紹介します。
◾️シートマスクのアプローチ
シートマスクを使用した人の中には「肌の調子が良くなった」という人もいれば「肌が荒れてしまった」という両極端の意見があります。
どんなスキンケアでも全ての人にピッタリということはありませんが、シートマスクはどんなアプローチで、お肌に成分を届けているのか紹介します。
肌の構造は以前にも紹介した通り、私たちの皮膚はとても薄く、一番外側で私たちを守ってくれている「角質層」はわずか0.02mmです。
さらに角質層にフォーカスを当ててみると、下記のような断面になっています。
私たちの肌は、角質層の配列が規則正しく揃っていることで外敵やウィルスなどの侵入を防ぎ、健やかな肌を保っています。
しかし、長時間水分に触れ続けることで、この角質層の細胞がそれぞれ膨らみ(膨潤)、一時的に配列の乱れが起こります。
長時間湯船に浸かった皮膚を想像してみてください。水分をたっぷりと含むことで肌表面に凹凸になり触れると柔らかく、赤ちゃんのように繊細な状態ですよね。そしてしばらくすると皮膚の水分が乾き、いつもと同じ状態に戻る。
この時に起こっているのが一時的な「バリア機能の低下」で、この状態をスキンケアで作っているのがシートマスクです。
「バリア機能の低下は、肌にとって良くないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、大きなメリットがあります。
それは「美容成分が浸透しやすくなる」という点です。
通常であればバリア機能が働くため肌表面から中に入らない成分が、バリア機能を低下させることで肌表面を通過し、浸透しやすくなるのが最大のメリットです。
そのため、シートマスクを使用した後に「肌の調子が良くなった」という体感を感じられるというわけです。
しかし、美容成分が浸透するからといって、誤った使用方法でお手入れをすると逆効果になります。そのため、美肌のための使用方法をマスターしましょう。
◾️シートマスクを最大限活用する!使用方法
シートマスクは、美容成分を肌に届けてくれる効果的なアイテムです。
しかし、前述した通りバリア機能の低下と引き換えに浸透を高めているものなので、使用方法を間違えると逆効果に!そこで、美肌への近道になるよう、おすすめの使い方を紹介します。
(1)着用時間
シートマスクを使用するときにポイントとなるのが「使用時間」です。
人によって差はありますが、シートマスク着用後10分程度でバリア機能に変化が現れて浸透率が増加、20分を超えると大きくバリア機能が低下し、浸透が顕著に現れるという研究データもあります。
確かに20分を超える着用は浸透が高まりますが、その分バリア機能への影響は大きく、シートマスクの蒸発が始まってしまうと肌の水分も損なわれます。メーカーの素材や推奨時間にもよりますが、20分を超えるシートマスクの着用は控えるのがおすすめです。
(2)使用頻度
続いて使用頻度ですが、「毎日使用している」「週末のスペシャルケアに使用している」など、人によって異なります。
使用時の肌状態や前述した着用時間によっても異なりますが、特に今のような刺激が多い時期や肌が繊細な時は「週末だけ」「週に1度」など、使用頻度を調節するのがおすすめです。
(3)マスクを外したらシンプルケア
冒頭紹介した通り、シートマスクは「美容成分の浸透が高い」という効果の反面、一時的に肌が繊細になります。
そのため、使用頻度や着用時間とともに、外した後のお手入れも重要です。マスクを外した後は赤ちゃんの肌に触れるように「やさしく」「シンプルに」「摩擦を抑えた」お手入れをしましょう。
シートマスクですでに美容成分を肌に届けているため、オールインワンなどの1ステップで完結するようなアイテムを活用するのもおすすめです。
(4)パッケージもチェック
使用頻度にもよりますが、どんなスキンケアにおいても開封後はできる限り早く使いきるのが大切です。
そのため、使用頻度に合わせた内容量のものを選ぶようにしましょう。
大容量でお得な複数枚が1つの包装になっているものは、開封後できるだけ早く使いきることと、シートを取り出す際に清潔なピンセットなどでシートを取り出すようにしましょう。
「開封してからすぐに使いきれないかもしれない」という人は、1回ずつ使い切りができる個包装タイプのものが衛生的に使えておすすめです。
◾️まとめ
人気の「シートマスク」を使ったお手入れを紹介しました。
使用した後「肌の調子が良くなった」「肌荒れをしてしまった」その結果の違いは、バリア機能が大きく関わっているということがわかります。
シートマスクそのものは、美肌作りに効果的なアイテムですので、ぜひ下記を意識して自分にぴったりのお手入れをしてくださいね。
<シートマスクの効果を左右するポイント>
「使用時間」×「使用頻度」×「使用後のスキンケア」 |
〜モイスチャーバランシングマスク〜
繊細な肌、過酷な時期にも使いやすく、頑張る女性を応援するマリエランから、週に1回、特別ディナーのようなシートマスク「モイスチャーバランシングマスク」が誕生。
厳選した成分はもちろん、着用時の「フィット感」や「液だれ」といった部分もこだわり、サロンでのお手入れをしているような、スキンケアの時間全体をストレスレスにするためのこだわりをギュッと詰め込みました。
\特別ディナー感/
✔︎美容液を逃さず、肌あたりのやさしいシート素材
✔︎ハンドプレスのようなフィット感!オリジナルのマスクサイズと切り込み
✔︎液だれストレスのない設計
✔︎1回で使い切り&衛生的な個包装
✔︎特別ディナー成分配合
生分解性もある環境にもやさしいシートで、私たちだけの「キレイ」でなく、広く「心地よい美しさ」を追求したアイテムです。
<厳選保湿・整肌成分>
FUCOGEL®️(フコゲル)*1・コメ発酵液・ヒト型セラミド*2・ ヒト幹細胞培養液*3・ガラクトミセス*4・レチノール*5・NMN*6・ナイアシンアミド・プロテオグリカン*7・CBD*8・パンテノール・CICA*9・フラーレン・APPS*10・アルブチン |
サロン帰りのような心地よさを届ける「モイスチャーバランシングマスク」
・1ヶ月じっくり試したい!4枚入りはこちら
・まずは1枚試してみたい!1枚入りはこちら
<執筆者コメント>
近年シートマスクはとても人気があり、日常的に使用している人も増えてきました。
普段届かない部分まで美容成分を浸透させられる効果的なアイテムである一方、肌状態と合わない使用方法によりダメージを受けている人も少なくありません。
シートマスクに関して多くの情報が飛び交っていますが、シートマスクがどのように肌にアプローチしているかを知り、適切な使い方をすれば美肌に向けたサポートとなる心強いアイテムです。
ぜひ、今回紹介した、「使用時間」×「使用頻度」×「使用後のスキンケア」を見直して、自分に合った取り入れ方をしてみてくださいね。
筆者も使用している「モイスチャーバランシングマスク」は、成分はもちろん、着用時のフィット感や液だれの少なさ、個包装の衛生面など、シートマスクを使用するにあたり成分以外に気になる点へのこだわりがとても感じられ、サロンでお手入れしてもらっているかのような心地よさを届けてくれます。
スキンケアという時間は、使用するアイテムも重要ですが、使用している時の心地よさ(空間)も欠かせません。
そう言った意味でも、頑張る自分を解放できるアイテムとしておすすめなので、ぜひお手に取っていただき、共感できましたら幸いです。
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・まずは1枚試してみたい!1枚入りはこちら
〜賢く美しく、自分史上最高の肌へ〜
執筆者:西川美佐子
*1 ビオサッカリドガムー1(保湿柔軟成分)
*2 セラミドEOP・セラミドNP・セラミドAP(全て保湿・整肌成分)
*3 ヒト脂肪細胞順化培養液エキス(保湿・整肌成分)
*4 水添レチノール(保湿・整肌成分)
*5 ガラクトミセス培養液(保湿・整肌成分)
*6 ニコチンアミドモノヌクレオチド(保湿・整肌成分)
*7 水溶性プロテオグリカン(保湿・整肌成分)
*8 カンナビジオール(保湿・整肌成分)
*9 ツボクサエキス(保湿・整肌成分)
*10 パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(保湿・整肌成分)