春は「角質ケア」が大切!刺激が多い季節のおすすめケア


季節の変化による肌トラブル。

特にこの時期は一気に増える紫外線や花粉による「肌で感じる刺激」だけでなく、肌のゴワつきやくすみなど、角質の変化による「見た目印象」に悩む人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、刺激の多い春におすすめな「やさしい」角質ケアについてご紹介します。


■「角質(角質層)」とは?


角質ケアの前に、「角質(角質層)」について、どんな構造になっているのか、おさらいしておきましょう。
角質(角質層)は肌の中でも最上層にあって、その薄さはわずか「0.02mm」。2枚重ねになっているティッシュペーパーをバラバラにした、1枚分程度の薄さです。

この薄さから見てもとても繊細だということがわかりますが、その0.02mmという薄い層の中は、さらに細かな構造になっています。
たった0.02mmの層ですが、整った健やかな状態であれば肌の刺激や水分蒸発から私たちを守ってくれています。

しかし角層(角質層)に乱れがおこると、下記の図のように「乾燥」が起こり、そのままにしておくと「バリア機能の乱れ」や「肌のゆらぎ」、さらに進むと刺激を感じやすい「敏感肌」に発展することもあります。

健やかな角質(角質層)の状態は「健やかで美しい肌へと導く「コルネオセラピー」とは?」でも紹介したように美肌の土台にもなりますので、しっかり整えておくことが大切です。


■刺激が多い春は角質が乱れがち!

前回の「春は「たるみ」の刺激がたくさん!この時期おすすめのお手入れ方法」でも紹介したとおり、春はその他の季節に比べて変化が大きい季節。

肌への負担も大きく不安定になりやすいため、角質(角質層)の乱れに注意が必要です。


<角質(角質層)が乱れやすい春特有の刺激>

・紫外線の増加
・花粉(日本人の3人に1人はスギ花粉症と言われています)
・マスクによる摩擦
・寒暖差
・乾燥

春といえば「紫外線の増加」や「花粉」、「マスクによる摩擦」は多くの人がイメージしやすい刺激ですが、その他にも朝晩の寒暖差などによる肌刺激や体の疲労からくるストレス、「乾燥」といった肌への影響が大きい季節でもあります。


<春に起こりやすい角質(角質層)変化>

・ゴワつき
・くすみ(透明感のなさ)
・ターンオーバーの乱れ
・乾燥肌や敏感肌

春はあらゆる環境の変化からターンオーバーが乱れがち。肌のゴワつきやくすみなどが現れやすいものの、乾燥や敏感といった肌が繊細な状態になっているため、ケアが難しい状況にあります。

しかし、この後やってくる過酷な夏の環境に耐えるためにも、角質ケアはしておきたい季節です。


■繊細な春もできる「やさしい角質ケア」

健やかな角質(角質層)を作るためには、スキンケアは大事なポイントです。

「忙しくて色々お手入れができない」と悩む人も心配することはありません。この時期に意識しておきたいスキンケアのポイントは「しすぎ」を避けることです。


<春に避けたい3つの「しすぎ」ケア>

・落としすぎ
・ケアしすぎ
・攻めすぎ

1つ目の「落としすぎ」は、洗浄力の高いクレンジングや洗顔、ピーリングやスクラブといった物理的刺激によるものです。肌に必要な水分・油分を除いてしまうことや角質(角質層)を過度に除くことは、角質(角質層)にダメージを与えバリア機能を乱れさせてしまいますので、注意しましょう。

2つ目の「ケアしすぎ」は、美肌になりたいと願うばかりにアイテムを多用することです。特にこの時期は肌が繊細になっていますので、多くのアイテムを塗り重ねることによる摩擦で角質(角質層)がダメージを受けることも。刺激の多い季節だからこそシンプルケアにしたり、テクスチャーのいいものを使ったりすることも大切です。

3つ目の「攻めすぎ」は、機能性の高いスキンケアや美容医療といった「攻め」のケアです。近年、多くのケアを目にしますが、肌状態が整っていてこそ効果を発揮するものも多くあります。これらの効果をしっかり発揮するためにも、繊細な時期はしっかりと肌を整えることに注力しましょう。

また、健やかな角質(角質層)を作るためにおすすめな成分・避けておきたい成分も紹介します。

<おすすめ成分>

 働き

 代表的な成分

 古い角質を優しく除く

 AHA

肌表面をうるおす

コラーゲン、ヒアルロン酸

水分を吸着

アミノ酸、グリセリン、BG

水分を挟み込む

セラミド、コレステロール

肌荒れを防ぐ

カンナビジオール(CBD)、アラントイン、カンゾウ根エキス、グリチルリチン酸ジカリウム

くすみ*ケア

プラセンタ、ナイアシンアミド、アルブチン、ビタミンC誘導体

*乾燥によりくすんだ印象の肌がうるおい整った状態のこと

<避けておきたい成分>

着色料・香料・アルコール...など

春は特に、古い角質を「やさしく」除きながら、しっかり保湿・整えることに注力し、できるだけ不要なものは避けておくのがおすすめです。


■まとめ

春の角質ケアについて紹介しました。

多くの刺激により角質(角質層)が変化しやすい春は、肌がとても繊細です。健やかな角質は美肌のスタート地点になりますので、この時期の角質ケアは他の季節よりも「肌の土台を崩さない」「基礎を作る」ことを意識してケアすることが大切です。

肌の基礎が整えば、攻めのスキンケアや美容医療など、多くの美容を楽しむこともできます。

毎日美しくなることを楽しむためにも、ぜひやさしい角質ケアを取り入れてみてくださいね。



 

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繊細で敏感になりやすい春の角質(角質層)をやさしく整える「拭き取り不要の摩擦レス角質除去ブースター」。

・古くなった角質をやさしくオフする「天然のAHA成分(*1)」
・1gで6ℓの水分をキャッチしてくれる「ヒアルロン酸Na(*2)」
・乾燥による角質の乱れを整えてくれる「パンテノール(*2)」
・美肌に欠かせないビタミンCをたっぷり含んだ「サンザシエキス(*2)」
・刺激が多い肌をやさしく整える「カンナビジオール(*3)」

「角質ケア」「保湿」を叶えながら、拭き取り不要の「摩擦レス」の角質ケアまでできる、やさしさ◎の”ぬかりない”お手入れができる導入化粧水です。

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<執筆者コメント>
前回のブログでもお伝えしたとおり、春は多くの刺激を受けやすい環境でありながら、肌が繊細になりやすい季節でもあります。

あらゆる肌悩みが現れやすく、「早く解決したい!」という気持ちから色々なスキンケアを試したり多くのスキンケアを使ったりしがちですが、肌が不安定になり始めたら、まずは肌の土台を整えることに注力するようにしましょう。

マリエランの導入化粧水は、拭き取りなどの摩擦刺激もなく、7つの無添加(無着色・無香料・無鉱物油・石油界面活性剤・紫外線吸収剤・アルコール・パラベン)なので、この時期の角質ケアにおすすめなアイテムです。

やさしい角質ケアで、明日の肌にワクワクする毎日を過ごしてくださいね。


〜「私は美しい」と声に出したくなる肌へ。〜

執筆者:西川美佐子

*1 グレープフルーツ果実エキス・リンゴ果実エキス・レモン果汁・オレンジ果汁・ライム果汁(整肌成分)
*2 保湿・整肌成分
*3 CBD(保湿・整肌)
*4 角質層まで