美肌のためには知っておきたい!3つのアプローチ
人それぞれ個性があるように、肌質や肌悩みも異なります。健やかで美しい美肌を保つためには、自分の肌状態を知り、適切なアプローチが大切です。
とはいえ、多くのお手入れがある中で、自分に合ったお手入れを探すのは大変ですよね。
そこで今回は、肌のお手入れの代表的な3つのアプローチを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■肌のお手入れとは?
「肌のお手入れ」と聞くと化粧品によるスキンケアを思い浮かべがちですが、それだけではありません。
肌状態によっては化粧品ではないアプローチが必要なこともたくさんあります。
化粧品の効果をより感じられるような肌作りとして、”体全体のメンテナンス”といったことも、お手入れの一部として考え、その時の肌状態に合わせて見直すことも大切です。
■美肌を作る3つのアプローチ
それでは美肌を作るための代表的な3つのアプローチについて紹介します。
<代表的な3つのアプローチ>
・化粧品 ・生活習慣 ・医療の力 |
1)化粧品
ホームケアとして中心的存在となる「化粧品」。肌タイプや悩みごとにお手入れが異なります。
大きく分けて肌には4つのタイプがあり、まずは肌タイプをチェックしてみましょう。
・水分・油分ともにバランスの取れた「普通肌」
・水分・油分ともに少なくバリア機能が弱くなりがちな「乾燥肌」
・皮脂が多くベタつきや毛穴詰まりなどが起こりやすい「脂性肌」
・顔のパーツによって肌質が異なる「混合肌」
どの肌タイプも共通して「保湿」x「摩擦レス」をベースにしながら、それぞれに合わせて不足しがちな水分や油分を調節しましょう。肌が繊細な時や敏感になっているときは、香料や着色料、アルコールといった刺激になる可能性のものは避けたものを選ぶのがおすすめです。
朝起きて洗顔前の肌に触れたときに、ベタつきすぎず乾燥しすぎない状態を保てているのが理想的です。
特に季節の変わり目であるこの時期の肌タイプ別のお手入れは、以前紹介したブログ「冬から春へ!季節の変化に合わせたおすすめスキンケア」を参考にしてみてくださいね。
2)生活習慣
食事や睡眠、運動といった生活習慣は、内側から肌をはぐくみスキンケアの効果を高めてくれる、大事なインナーケアです。
「肌にやさしいスキンケアをしているのに、ずっと肌悩みがある」という人は生活習慣からアプローチしてみましょう。
・食事
バランスの取れた食生活はとても大切ですが、毎食細かくチェックするのは大変ですよね。そんな時は、できるだけ多くの食材を少量ずつ摂取するのがおすすめ。
慣れてきたら、食材の色も豊富にするよう意識すると、さらにバリエーションも増えてバランスが整いやすくなります。
・睡眠
睡眠は度々紹介していますが、「1日◯時間睡眠」といった時間にこだわるよりは、リズムを意識して同じ時間に寝起きし、起きたら朝日を浴びるよう意識しましょう。
規則正しい睡眠や朝日を浴びることで「メラトニン」というホルモンが分泌され、美肌に欠かせない抗酸化作用や体内時計の調節をしてくれます。
・運動
最後に運動ですが、適度な運動は肌の新陳代謝を上げるなど、美肌作りに効果的とされています。
また、運動することによって筋肉から分泌される「マイオネクチン」という物質は、近年注目されています。このマイオネクチンの分泌が多い人は、肌の弾力が高くシミもできにくいという報告もあり、研究段階ではありますが「無理なく続けられる」もので十分ですので、美肌のためにも運動はぜひ取り入れてみてくださいね。
3)皮膚科などの医療
スキンケアやインナーケアに気をつけていても、ホルモンバランスの変化などで起こる肌トラブル。
肌トラブルが起きたら、我慢せず医療の力に頼ることも必要です。
例えば「ニキビ」は「尋常性ざ瘡」という病気の1つで、軽度であれば生活習慣や化粧品によるアプローチでお手入れはできますが、誤ったお手入れは美肌から遠ざかることも。
原因や対策を正しく理解するためにも、肌トラブルが起きた時こそ、医師によるアドバイスはとても重要です。
とはいえ「どんなクリニックを選んだらいいのか分からない」という悩みはありますよね。
皮膚科での治療は、ダウンタイムを伴うものや複数回通う必要がある場合もあります。価格や効果の面だけでなく、その時々にあった治療を提案してくれたり通いやすい場所だったり、総合的に判断してクリニックを選ぶようにしましょう。
◾️まとめ
美肌はスキンケアだけでなく、毎日の積み重ねによって作られます。
食事や睡眠、運動なども見直しながら、今の自分に合わせてベストなアプローチをしてみてくださいね。
そして、気をつけていてもホルモンバランスや体調によっては、肌悩みやトラブルが起こることはありますが、そんな時は無理せず医療の力を借りることも大切です。
肌の悩みはできるだけ早く解決できるよう、その時に合ったお手入れの組み合わせで「私は美しい」と声に出したくなる肌を目指しましょう。
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・刺激を極力避けた1ステップケア
・塗布時の摩擦を抑えた、なめらかテクスチャー
・幅広い肌状態でも使いやすく!肌荒れを防ぐ成分
「カンナビジオール(*1)」「グリチルリチン酸ステアリル(*2)」
・肌の基礎を作る保湿成分
「クズ根エキス」「カンゾウ根エキス」「カミツレ花油(ビサボロール)」「アロエベラ葉エキス」
・うるおい透明感(*3)あふれる肌に
「α-アルブチン(*2)」「浸透型ビタミンC誘導体(3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸(*2)」
・うるおいをキャッチ!保湿成分
「ヒアルロン酸Na」「スクワラン」「ホホバ種子油」
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<執筆者コメント>
健やかで美しい肌状態の人を見ると、つい「どんなスキンケアを使っているか」に注力しがちですが、スキンケアの成分や効果を受け止められる肌状態かによっても結果は変わります。
「自分にあったスキンケアが見つからない」という人は、今回ご紹介したスキンケア以外のアプローチも組み合わせながら、さらに輝く素敵な毎日を過ごしてくださいね。
〜明日の肌が楽しみになる毎日を。〜
執筆者:西川美佐子
*1 保湿・整肌:CBD
*2 保湿・整肌成分
*3 乾燥によるくすみにうるおいを与え、うるおいある健やかな肌状態のこと