季節の変わり目には注意しておきたい!クマ対策


鏡や写真に映る自分を見た時、クマがあると印象が大きく変わりませんか?目元は顔の中でも注目されやすい部分で、顔全体のイメージにも関わります。

特に目元は皮膚が薄く、あらゆる環境の変化を受けやすい部分なので、お手入れ次第ではクマのある「老け目元」にもつながります。

そこで今回は、気候がぐっと変わる秋に向けて、「クマの種類」と「対策」をお伝えします。



 

■クマの種類

一言で「クマ」といっても種類があります。クマ対策の前にまずは種類を知っておきましょう。

すでにクマに悩んでいる人は、自分がどのタイプかチェックしてみてください。

 

クマの種類

特徴

原因

青クマ

・青黒く見える

・目尻を軽く横に伸ばすと、クマの色味が少し薄くなる

・血行不良

・睡眠不足・スマートフォンやPCの長時間使用・運動不足・冷え性

茶クマ

・うすい茶色のクマ

・青クマと違い、目尻を横に伸ばしても色味に変化なし

・摩擦

・乾燥による角質肥厚

・紫外線による刺激

黒クマ

・影のようなクマ

・目を動かすとクマの大きさが変わる

・加齢によって眼窩脂肪と眼輪筋がたるむ

・骨格によるもの

(頬骨が低い人)

赤クマ

・赤みがかったクマ

・頬骨部分を下に引っ張ると赤みが増す

・加齢で眼窩脂肪がたるみ眼輪筋を圧迫する

・血行不良で血管が鬱血(うっけつ)する

・目の下にある「眼輪筋」が赤く透けて見える


■クマの対策

クマの種類がわかったところで、それぞれの対策をご紹介します。

コンシーラーなどのメイクでクマを一時的にクマを隠すことはできますが、この機会にしっかり対策して、美しい目元を作っていきましょう。


(1)青クマ
このタイプのクマは、まずは血行不良を解消することが大切です。特に秋になると気温も下がるので要注意です。

・ホットタオルなどを使用して目元を温める
・適度な運動(ストレッチやウォーキングなど)で血流をアップ
・定期的に目元を動かす(目元を上下左右動かすなど)
・睡眠をしっかりとる
・たっぷりと保湿する

スマートフォンやPCに触れている時間が多い人は、適度な休憩をとることはもちろん、目の周りの筋肉が凝り固まっていて血行不良が起こりやすくなっています。

まずは、同じ姿勢を取り続けないことや、目元を酷使しすぎないようにしましょう。

青クマは基本的には血行不良ですが、乾燥によるくすみといった更なる老け印象を作らないよう、保湿は忘れないようにしましょう。





 

(2)茶クマ
こちらも代表的なクマですが、このタイプはとにかく「摩擦や刺激を避ける」ことが大切です。特にこの時期は日常的な摩擦に加え、花粉などによるアレルギーにも注意しましょう。

・アイメイクを擦って無理に落とそうとしない
・花粉の時期はメガネなどを使い刺激を避ける
・紫外線対策をしっかりする
・しっかりとした保湿をする
・ビタミンC誘導体やアルブチン、プラセンタなどでケアをする

などが大切です。しっかりしたアイメイクの場合は専用のリムーバーなどを使用し、無理に擦って落とさないようにしましょう。また、花粉などのアレルギーの時期は刺激によって「かゆみ」が起こらないよう、医師にも相談しメガネなどを活用しながら刺激をブロックしましょう。

他にも紫外線といった刺激も茶クマの原因となりますので、サングラスや日傘、UVクリームなどを活用して紫外線対策するようにしましょう。

またこのタイプのクマの場合は、色素沈着を起こさないことも意識した保湿や美容成分を取り入れたケアをするようにしましょう。





 

(3)黒クマ
加齢により一番多いのが、この「黒クマ」です。このタイプのクマの原因は「たるみ」のため、改善は難しいものになります。

年齢を重ねると、眼球の下にありクッションのような役割を果たしてくれる「眼窩脂肪」がゆるんできます。30代前半ごろまでは、ゆるんだ眼窩脂肪を目の下にある「眼輪筋」が支えてくれますが、年齢とともに眼輪筋も衰えるため、眼窩脂肪が支えきれず目の下がたるみ、影ができる事で「黒クマ」になります。

・根本的な改善は美容医療
・定期的に目元を動かす
・青クマ同様、目元の筋肉を酷使しすぎず休ませる
・保湿をしっかり行う
・ハリやうるおい成分を使用する

このクマは「たるみ」を起こさないことが大切ですが、顔の骨格次第ではどうしても目元のたるみが起こりやすい人もいます。

しかし、乾燥や弾力不足により皮膚がたるみやすくなることもありますので、日頃から健やかな肌状態を保つための、保湿・弾力成分を取り入れるようにしましょう。

コラーゲン・ヒアルロン酸といった肌表面のうるおいをキープする成分や、プラセンタやアミノ酸類を含む加水分解卵殻膜エキスもおすすめです。

また、たるみ予防として「ウィンクをする」「目元を上下左右動かす」といった運動も、緊張した筋肉をほぐし柔軟にしてくれるので、取り入れるといいでしょう。







 

(4)赤クマ
赤クマには2つの原因がありますが、季節の変化による血行不良や日頃からの目元ケアも大切です。

・血行不良の場合は温める、運動することで血流を良くする
・眼窩脂肪のたるみの場合、改善策は美容医療になる
・たっぷりの保湿をする

まずは青クマ同様、目元を温める、目元を酷使しすぎないような生活習慣、たっぷりの保湿を行い、変化が見られないようであれば医師に相談も検討しましょう。



 

■まとめ

秋は日中と朝晩の寒暖差が始まり、気温や湿度などが下がり花粉の飛散も始まります。環境の変化や刺激は疲労や血行不良、肌荒れを引き起こし、目元の変化に大きく影響を与えるため老け印象の原因にもつながるので注意が必要です。

特に目元は皮膚が薄いだけでなく、皮脂腺もほとんどないため乾燥もしやすい&変化が顕著にあらわれやすい部分です。そのため日頃から目元を酷使しがちな人や運動不足な人などは、特にこの時期は注意するようにしましょう。

うるおいあふれる、若々しく美しい目元で、さらに素敵に輝いてくださいね。




 

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・肌の構成成分アミノ酸類を含む「加水分解卵殻膜(*1)
・肌荒れを防ぐ「(バチルス/ベニコウジ菌)/ (ナツメ果実/ダイズ)発酵液(*3)
・摩擦や紫外線対策に!ビタミンC誘導体「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(*1)」「プラセンタ(*1)

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<筆者コメント>
目の下の皮膚は顔の他の部分に比べ、薄さが1/3〜1/4ほどで(0.5〜0.8mm程度)しか厚みがありません。そのため、ちょっとしたことで変化が現れてしまいます。

スキンケアはもちろん、目元の酷使、運動や休息などもしっかり取り入れながら、美しい目元を保ってくださいね。

忙しい毎日を過ごす毎日かと思いますが、たまにはご褒美として、目元ケアも兼ねてゆっくりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。



 

〜「私は美しい」と声に出したくなる肌へ。〜

執筆者:西川美佐子

*1 保湿・整肌成分
*2 年齢に応じたケアのこと
*3 整肌成分