美肌の大敵「光老化」とは?原因と対策
いつまでも美肌を保つためには避けて通りたい「老化」。中でも私たちの肌印象を大きく変える「光老化」という言葉を聞いたことがありますか?
「光老化」とは、肌の老化を加速させ、肌の印象を大きく変えるものではありますが、防ぐことができる老化の一つです。
ヘルシーな美肌を保つためにも、「光老化」の原因と対策をしっかり身につけておきましょう。
■光老化とは?
日光を浴びることで、真皮にある皮膚のハリを保つコラーゲン(膠原線維)やエラスチン(弾性線維)が影響を受け、シミやしわ・たるみなどの肌変化が起こることを「光老化」といいます。
この変化は、肌質・紫外線を浴びた時間や強さによっても変わり、日頃から意識しておくことが大切です。
光そのものは、ある程度は私たちの体に必要な光であるため完全にシャットアウトする必要はありませんが、正しい知識を持って「浴びすぎない」ことを意識するようにしましょう。
■光の種類
紫外線は私たちが生活している地表に届く光で、波長の違いによって
・紫外線A波(UV-A)
・紫外線B波(UV-B)
・紫外線C波(UV-C)
の3種類に分類されます。
「UVC」はオゾン層によって吸収されるため、現状、地上に届くことはないとされています。
私たちの「光老化」で意識しておきたいのが、紫外線A波(UV-A)・紫外線B波(UV-B)。
紫外線のなかで波長が長い「紫外線A波(UV-A)」は肌の奥まで届き、コラーゲンやエラスチンの働きにダメージを与えるため「シワ」や
「たるみ」を産み、波長が短い「紫外線B波(UV-B)」は肌表面の炎症やメラニンを生成させシミにつながります。
■光老化と自然の老化は何が違う?
加齢とともに細胞が徐々に変化する「老化」に対して、表皮や真皮にダメージを与える「光老化」は見た目にも大きく異なります。
<自然老化>
・年齢とともに乾燥しやすくなる
・皮膚が薄くなっていく
・徐々にたるみが出る
・細かなシワができる(表情ジワなど)
<光老化>
・強い乾燥とともに、皮膚が硬くなる
・皮膚に厚みが出てごわつく
・ハリと弾力がなくなる
・皮膚の重みに耐えきれていない強いたるみが出る
・深く長いシワと細かなシワの両方が出る
・シミができる
・肌全体が黄色味をおびた色になる
■光老化の対策は?
見た目の印象を大きく変える「光老化」対策で最も意識しておきたいのが「紫外線対策」です。
・日傘、帽子、サングラスなどで紫外線をカット
・日差しの強い時間帯や長時間の外出を調整する
・日焼け止めなどを活用する
といったことを意識するようにしましょう。
中でも肌に直接触れる日焼け止め選びは大切です。エイジング世代や肌トラブルが起こりやすい季節の変わり目は、肌がゆらぎがち。
そのため、どんな肌状態でも使いやすいように、刺激の少ない「ノンケミカル」「無香料」「無着色」といったものを選ぶといいでしょう。
やむを得ず紫外線を大量に浴びてしまった時は、ダメージを広げないためにもシンプルで摩擦の少ないスキンケア、たっぷりの保湿で、その日のうちにしっかりケアしておくことが大切です。
■まとめ
「老化」は誰しも起こるものですが、肌印象を大きく変える「光老化」は日常対策ができる老化の1つで、怖がる必要はありません。
また数秒でも太陽の光を浴びることは
・体のリズムを整える
・良質な睡眠に必要な「メラトニン」の生成を助ける
・カルシウムの吸収を助けるビタミンDを合成する
といった効果もあるため、体全体を光から完全にシャットアウトする必要はなく、お顔などの気になる部分はUVケアをしながらうまく光と付き合っていくことが大切です。
ヘルシーな美肌を保ち続けるためにも、日常的に光を意識しながら日々のケアをしていきましょう。
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・紫外線などで刺激を受けやすい肌を整えてくれる「CBD(*1)」
・お肌にうるおいを与えてくれる厳選した和漢成分「スギナエキス」「セイヨウアカマツ球果エキス」
・肌を健やかに整えてくれる整肌成分「バクチオール」「パルミチン酸レチノール」
・近年話題の保湿成分「クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体(フコイダン)」
などの豪華な美容成分(*3)を配合した、まるで美容液のような1本。
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摩擦レスでムラなくなめらかに伸び、自然なトーンで、まるで素肌のような美しい肌印象に整えてくれます。
<執筆者コメント>
私たちが古くから浴びてきた「紫外線」。
「光」は私たちの生活にも必要なものではありますが、浴びすぎることで大きく肌印象を変えてしまいます。
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本記事が、みなさまをヘルシーで輝くお肌に導くきっかけとなりましたら幸いです。
〜透明感のある、ヘルシーな肌へ〜
執筆者:西川美佐子
*1 カンナビジオール(保湿・整肌)
*2 スギナエキス、セイヨウアカマツ球果エキス(保湿)
*3 保湿成分