肌悩みの原因は「酸化」と「糖化」?今日からできる美肌ケア


人は誰しも月日を重ねると、時間の経過とともに肌が変化していきます。

とはいえ、人によってそのスピードはさまざま。

そこで今回は、ずっと若々しく美しい肌を保つために、エイジングサインを作る原因でもある「酸化」「糖化」についてご紹介します。
※本記事の「エイジングケア」とは「年齢に応じたケア」のことです。

 

■「酸化」「糖化」とは?

「エイジングケア」など、美容のことを調べているとよく目にする「酸化」「糖化」ですが、具体的にどんな状態をさしているのでしょうか。

まずは、それぞれについてを改めてみていきましょう。

 

<酸化とは>
酸化とは、からだや肌に不要な酸素が結びついた結果、体内で「錆び」を起こしている状態で、酸化による肌への影響としては「しわ」「シミ」「炎症」「乾燥」などがあり、できるだけ避けておきたい現象の1つです。

「酸化」の主な原因になるのは「活性酸素」ですが、活性酸素そのものは、体内に侵入したウィルスや病原体を除去してくれる働きを持っているので、健康維持のためには必要不可欠な存在です。

ただし「過剰な量」になってしまうと、体内に活性酸素が蓄積され、肌に影響が出てしまいます。

 

<糖化とは>
糖化とは、体内に余った糖分がたんぱく質や脂肪と結びつくことで起こる現象で、糖化による肌への影響としては「黄ぐすみ」「しわ」「シミ」などがあります。

さらに真皮のコラーゲンやエラスチンが糖化すると、肌の弾力や伸縮性が弱くなり「たるみ」を引き起こします。

肌の中で糖化が起こると、AGEs(Advanced Glycation End Products=最終糖化生成物)ができ、肌だけでなく、糖尿病や白内障、動脈硬化といった体への影響を及ぼします。

酸化を「サビ」と例えるならば、糖化は「コゲ」と言われています。



 

■「酸化」「糖化」の原因と今日からできる対策!

それぞれ、エイジング世代には避けたい肌悩みを作る「酸化」と「糖化」。イキイキした美肌を保つためにも、原因と対策をお伝えします。

<酸化ケア>
肌が酸化する原因「活性酸素」を大量に発生させないことが大切です。

活性酸素を作る原因としては

・紫外線
・不規則な生活習慣
・偏った食事
・タバコ
・過度のアルコール摂取
・過度な運動
・過度なストレス

などがあげられます。特に紫外線のダメージは肌の酸化原因として影響が大きいため、日頃から紫外線ケアはしっかりしておくようにしましょう。

また、不規則な生活習慣や食事、過度なアルコールや運動といったことも体内の活性酸素を増やしますので、日頃から整えることも大切です。

体内の活性酸素対策として、内側からのアプローチも併せてしておきましょう。おすすめの食材を紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。



 

酸化対策

おすすめ栄養素

主な食材

ビタミンA・C・E

・ビタミンA…卵、うなぎ、レバー、人参、ほうれん草など

・ビタミンC…ブロッコリー、ピーマン、柿、いちご など

・ビタミンE…アーモンド、ごま、かぼちゃ など

ポリフェノール

コーヒー、緑茶、紅茶、ココア、大豆、そば、しょうが など

オメガ3系不飽和脂肪酸

エゴマ油、亜麻仁油、くるみ、さば、さんま など

日頃のケアに加えて、上記食材もとりいれながら、酸化ケアしてみてくださいね。

<糖化ケア>
糖化対策としては、体内に過剰な糖分や脂質をためないことが大切です。

糖分や脂質が溜まりやすくなる原因としては

・炭水化物が中心の食生活
・甘いお菓子やスナック菓子が好き
・ジュースなどの甘い飲料をよく飲む
・タバコ
・過度なストレス
・短時間睡眠や運動不足

などがあります。糖そのものは、体を動かすために必要な栄養素ではありますので、カットしすぎるのはよくありません。

「糖質や脂質を取りすぎない」「適度に消費する」ということを意識して、「糖を溜めすぎない生活」を意識しましょう。

食生活の見直しはもちろん、糖を消費するのに欠かせない運動、不要な糖を排出するために必要な睡眠も欠かせません。

また、糖分には交感神経を刺激し興奮状態を作ってしまうので、より質の良い睡眠にするためには、寝る前は控えるのがおすすめです。

他にも、糖の吸収を穏やかにしてくれる食材もご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。





 

糖化対策

主な食材

ビタミンC

ブロッコリー、ピーマン、柿、いちご、レモン、キウイ など

カテキン

緑茶、烏龍茶、紅茶 など

発酵食品

ヨーグルト、納豆、キムチ、みそ など

鉄分

レバー、マグロ、ひじき、納豆、小松菜 など




 

■まとめ

今回は肌の「糖化」と「酸化」についてお伝えしました。

どちらも年齢による肌悩みを加速させるものになり、できる限り回避したい現象です。

スキンケア以外の対策が多いものにはなりますが、日頃から心がけておくことで、肌のコンディションが整い、エイジング予防だけでなく美肌への近道&体の健康にもつながります。

体も肌も健やかな状態を作り、自慢したくなるような美しい肌を保ってくださいね。



 

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<導入化粧水>

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<美容液>
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<執筆者コメント>
肌のエイジングを加速させる「酸化」と「糖化」。

これらは日常生活による蓄積によるものが大きく、日頃からの意識がとても大切です。

スキンケア面では刺激をつくならいことを心がけ、紫外線や摩擦から肌を守るようにしましょう。生活面では不規則な生活や偏った食事などを控え、できることから取り組んでみてくださいね。

どちらの現象も肌だけでなく体の健康にも繋がりますので、この機会に内側からしっかり見直して、体も肌も健やかで美しい毎日を過ごしてくださいね。 

 

〜健やかで美しい肌へ〜

執筆者:西川美佐子

*1 ヤシ脂肪酸アルギニン(洗浄成分)
*2 グレープフルーツ果実エキス、リンゴ果実エキス、レモン果汁、オレンジ果汁、ライム果汁(全て保湿成分)
*3 加水分解卵殻膜、ヒト脂肪細胞順化培養液、ヒト臍帯血細胞順化培養液、ナイアシンアミド(全て保湿成分)
*4 バクチオール、パルミチン酸レチノール、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、クラドシホンノバエカレドニアエ多糖体(全て保湿成分)
*5 ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸(全て保湿成分)