ぷるっと輝く唇に!おすすめリップケア
冬といえば、肌の乾燥とともに気になるのが唇の悩み。
乾燥だけでなく「皮むけする」「縦じわが入る」など、お悩みの人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、美しい唇作りのために、おすすめのリップケアを紹介します。
■唇の特徴を知ろう!
美しい唇作りのために、その他の部位との違いや特徴について知っておきましょう。
(1)唇の皮膚の特徴(角層の少なさ)
唇の皮膚は、その他の部位と異なり下記のような特徴があります。
・皮脂腺や汗腺がない
・角質細胞間脂質が少ない
・角層が薄い
・メラノサイトがない
・ターンオーバーが早い
上記にはメリットデメリットがあります。
まず、唇には皮脂腺や汗腺がなく脂膜も形成されないため、他の部位に比べて保湿機能やバリア機能が低い上に、角層が薄いため刺激に弱い傾向にあります。
さらに、角質細胞間脂質(セラミド)などが少ないため、すぐに乾燥してカサついたり、皮むけや縦じわが入ったりしやすい部分です。
また唇は、メラノサイトがなく紫外線を浴びた時に身を守るために生成される「メラニン」が作られません。メラニンは「シミ」などのネガティブなイメージが強いですが、紫外線による刺激から私たちを守るための「傘」となる役目を果たしてくれるため、必要不可欠な存在です。つまり、唇はメラニンができないため、刺激をダイレクトに受けやすい特徴があります。
メリットとしては、ターンオーバーが他の部位に比べて3〜4倍早いと言われており、しっかりケアすれば回復は早いという特徴があります。
(2)唇の環境特徴(マスクや食事による刺激が多いこと)
唇はとても繊細で刺激を受けやすい皮膚構造にも関わらず、食事やマスクといった、「接触」や「摩擦」が起こりやすい部位でもあります。
そのため、しっかり保護しておかなければ、すぐにダメージとなって荒れてしまいます。
(3)季節による乾燥
加えて、季節による乾燥も注意が必要です。
・春&夏は紫外線によるダメージ
・秋&冬は乾燥によるダメージ
これらに注意が必要です。
■キレイな唇に!おすすめリップケア
唇の皮膚の特徴や取り巻く環境についてわかったところで、おすすめのリップケアをご紹介します。
(1)保湿ケア
「保湿ケア」といっても、唇の皮膚は水分と油分がどちらも少ない特徴があります。
そのため
・コラーゲンやヒアルロン酸などの「うるおいを与える」成分
・シア脂やホホバ油といった「うるおいを逃さない」成分
がともに配合されているものでケアしましょう。
(2)紫外線対策
最近では、UV効果のあるリップも増えてきました。特に春&夏といった紫外線の強い時期は、ぜひ活用しましょう。
また、唇は食事やマスクなどの「接触」が多い部位なので、こまめな塗り直しも気をつけるようにしましょう。
(3)触れる・摩擦を減らす
唇は接触の機会が多いので、極力減らしておきたい部位です。食事やマスクによる接触は避けきれないものがありますが、「洗顔時」「乾燥した時に舐めてしまう」といった接触はできる限り避けましょう。
繊細な唇を洗顔の際にゴシゴシこするのは負担が大きく、乾燥時に舐めてしまうのは余計に水分蒸発を招いてしまいます。
他の部位のためにも洗顔はやさしく行い、スクラブ洗顔などを利用している人は唇を避けて使用しましょう。
(4)食事
外からのケアだけでなく、体の中からのケアも大切です。
特に唇は外から見える部分と内側の粘膜があり、ともにケアしてくれる栄養が必要です。
おすすめの栄養素を紹介します。
栄養素 |
働き |
代表的な食べ物 |
ビタミンB2 |
皮膚表面・粘膜を整える 皮膚の再生を促す |
うなぎ・納豆 レバー・卵・乳製品 |
ビタミンC |
コラーゲンの生成を促進 肌の免疫アップ |
ピーマン・ブロッコリー キウイ・柑橘系果物 |
他にも、スキンケアアイテムの中には、コラーゲン・ヒアルロン酸・ナイアシンアミドなどの水溶性成分や、シア脂・ホホバ油・スクワランなどの水分を逃さない成分が配合されていることが多いため、スキンケアの際に軽く塗布するのもおすすめです。
■まとめ
今回は顔の中でも、特に乾燥しやすい唇についてお伝えしました。
唇の状態は口紅などで隠すこともできますが、健やかな状態でなければ色むらや美しい発色が出にくく、健康的に見えないことも。
普段から適度な水分・油分をこまめに与え、ぷるっと魅力あふれる口元になってくださいね。
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<凝縮された美容成分(*1)>
・健やかな角質を作る、アミノ酸類や成長因子を含む「加水分解卵殻膜(*1)」
・水分をしっかりキャッチする「グリセリン(*1)」「スクワラン(*1)」
・保湿やハリなど幅広い悩みに心強い「ナイアシンアミド(*1)」
・肌荒れを防ぐ「CICA(ツボクサエキス)(*1)」「(バチルス/ベニコウジ菌)/ (ナツメ果実/ダイズ)発酵液(*2)」
・「ヒト脂肪細胞順化培養液(*1)」「ヒト臍帯血細胞順化培養液(*1)」
などをたっぷりと配合。なめらかで伸びのいいテクスチャーで、唇を含めたお顔全体を健やかに保ち、美しく整えてくれます。
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<執筆者コメント>
マスクで隠すことも多い唇ですが、飲食などでふと人目に触れた時に、うるおいあふれる口元は健康的で魅力的な印象を演出してくれます。
水分も油分も少ない口元は、刺激を受けやすい反面、ターンオーバーの速さから、しっかりケアすれば短い期間で美しく生まれ変わってくれます。
やさしいリップケアで、さらに魅力的に美しく輝いてくださいね。
〜「私は美しい」と声に出したくなる肌へ〜
執筆者:西川美佐子
*1 保湿・整肌成分
*2 整肌成分