肌印象を変える「くすみ」の原因と対策!タイプ別に紹介


「何となく肌に透明感がない」「メイクの発色が悪い」などの悩み。その原因は「くすみ」かもしれません。

シミやシワのようなピンポイントではなく、顔全体の印象を変える「くすみ」。

ファンデーションやコントロールカラーで隠すなどの対策もありますが、できれば素肌そのものを美しくしたいですよね。

そこで今回は気になる「くすみ」について種類と対策を紹介します。
 


■くすみのタイプと原因を知ろう

一言で「くすみ」といっても種類があります。まずはどんな種類があるのかと、自分がどのタイプかチェックしてみましょう。

(1)血行不良が原因の「青くすみ」
血流が大きく関わるとされる「青くすみ」。見た目の特徴としては、肌全体の血色が悪く青黒い色味が特徴です。

<主な原因>
・食事の偏り
・鉄分不足による貧血気味
・睡眠不足
・運動不足
・ストレス

などが挙げられます。「忙しくて生活習慣が乱れ気味」「冷え性」という人は注意しておきたいくすみのタイプです。

目の下のクマで「青クマ」ができやすい人は、青くすみが出やすいので注意しておきましょう。

(2)糖化が原因の「黄くすみ」
肌の糖化が主な原因となる「黄くすみ」。見た目の印象としては、肌全体が黄色っぽく見えるのが特徴的です。

<主な原因>
・過度な糖質摂取
・脂っこい食事が多い
・お菓子摂取量が多い
・食物繊維不足
・運動不足

などが挙げられます。基本的には過度な糖分摂取ですが、糖分消費・排出の少なさも影響しています。

糖分が体に蓄積されると「疲れやすい」「常に眠い(スッキリしない)」などの体調変化も現れますので、思い当たる人は気をつけるようにしましょう。

(3)摩擦や紫外線による「茶くすみ」
メラニン色素が主な原因となる「茶くすみ」。肌全体が茶色っぽくなるのが特徴的です。

<主な原因>
・摩擦
・紫外線

などがあります。このタイプはメラニン色素が原因のため、くすみと同時にシミが出やすいのも特徴的です。UVケアはもちろん、タオルや手で擦(こす)るだけでなく、クレンジングや洗顔時、スキンケア塗布時の圧が強い人も注意しましょう。

(4)角質の蓄積で起こる「灰色(グレー)くすみ」
古い角質の蓄積が主な原因となる「灰色(グレー)くすみ」。褐色がかった灰色っぽい肌の色が特徴的です。

<主な原因>
・ターンオーバーの乱れ
・乾燥
・紫外線
・血行不良

などがあります。乾燥や紫外線などの刺激によりターンオーバーが乱れ、肌の表面の角質が蓄積されることで起こりやすくなります。

「灰色(グレー)くすみ」は、(1)〜(3)のくすみと原因が重複している部分も多く、他のくすみと同時に起こることもありますので注意しましょう。




 

■くすみの種類別対策はこれ!

ここからは、それぞれのくすみ対策を紹介します。

(1)「青くすみ」対策は血行促進
青くすみ対策は「血行促進」です。

・適度な運動
・血行促進のための食生活
・規則正しい睡眠
・リラックス

などを心がけましょう。運動といっても、30分程度のウォーキングや定期的なストレッチなどで構いませんので、「座りっぱなし」など、同じ姿勢が続かないよう、意識することが大切です。

また、血行促進のためには、血液を作るもととなる鉄分や、ビタミンB2・B6などを摂取するようにしましょう。ビタミンB群は疲労対策にもなりますのでおすすめです。

また、規則正しい睡眠や湯船に浸かるなど、ストレスを溜めないよう心身をしっかり休めることも大切です。

(2)「黄くすみ」対策は糖分ケア
黄くすみ対策は「糖分コントロール」です。

・糖分の摂取量を意識する
・食物繊維を摂取する
・適度な運動

「糖化」は、体内で余った糖分がタンパク質などと結びつき起こります。「糖」にもいくつか種類があり、果糖や上白糖は糖化が起こりやすく、麦芽糖やオリゴ糖は起こりにくいと言われています。

また、摂取した糖分の排出をサポートをしてくれる食物繊維やお茶などに含まれるカテキンの摂取や、糖をエネルギーとして消費するための日常的な運動もおすすめです。

(3)「茶くすみ」は刺激ケア
茶くすみ対策は「守るケア」を中心に行います。

・1年を通してUVケアを欠かさない
・紫外線が強い時期は日傘なども活用する
・ゴシゴシ&圧がかかる洗顔をしない
・「保湿」x「摩擦レス」スキンケアをする

などを意識しましょう。前回、「冬の紫外線対策はどこまでしたらいい?気になるギモン」で紹介したように、1年を通して紫外線は降りそそぎ、肌が乾燥している時は、わずかな紫外線も刺激に感じることがあります。

紫外線の刺激から肌を守るためにもUVケアとともに、たっぷりの保湿と摩擦を避けたケアをしっかりするようにしましょう。

スキンケア時に圧をかけがちな人は、シンプルステップで肌に触れる回数そのものを減らしてあげるのがおすすめです。

(4)「灰色(グレー)くすみ」はやさしい角質ケア
灰色(グレー)くすみ対策は「ターンオーバーの整備」がポイントです。

・低刺激の角質ケアをする
・たっぷりの保湿
・紫外線対策
・適度な運動
・規則正しい睡眠・食生活

などが挙げられます。古い角質には、スキンケアによる角質ケアがおすすめです。角質ケアとして代表的な酵素洗顔やピーリングなどは、週に1〜2回程度で調整するなど、過度にならないようにしましょう。

角質ケアとともに、たっぷりの保湿も忘れずに。

また、日常的に忙しく生活リズムが一定でない人は、ターンオーバーが乱れやすいため、できる範囲で構いませんのでリズムを整えておくのがおすすめです。

他にも、健やかな肌を作ってくれる食事として、こんにゃくやヒジキといった黒い食べ物に多く含まれるセラミドは肌のうるおいを保ってくれ、緑黄色野菜などに含まれるβ-カロテンやビタミンAなどはターンオーバーを整えてくれます。




 

■まとめ

肌全体の印象を大きく変える「くすみ」ですが、その原因のほとんどが日常生活によるもので、時には複数のくすみが同時に起こることもあります。

やさしくうるおすスキンケアを心がけながら日常生活を整え、紫外線や乾燥、摩擦といった刺激から肌を守ることをしっかり意識しましょう。

自分のくすみタイプに合った対策で、透明感あふれる美しい肌を保ってくださいね。



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・乾燥による角質の乱れを整えてくれる「パンテノール(*2)
・1gで6ℓの水分を保持してくれる「ヒアルロン酸Na(*2)

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など、紫外線や摩擦による乾燥から肌を守り、ターンオーバーが乱れがちな肌環境を整えてくれます。

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<執筆者コメント>
ピンポイントのシミやシワと異なり、全体の印象を大きく変える「くすみ」は、日常生活で防げる肌悩みの1つです。

日常生活を整えることは、美肌を作るだけでなく健やかな体づくりにも役立ち、健やかな体は、私たちの日々の暮らしを豊かで軽やかなものにしてくれます。

この機会に、体も肌も健やかに美しく整えて、もっと素敵に輝いてくださいね。


〜透明感あふれる、うるおい満ちた肌へ。〜

執筆者:西川美佐子

*1 CBD(保湿・整肌)
*2 保湿・整肌成分
*3 グレープフルーツ果実エキス・リンゴ果実エキス・レモン果汁・オレンジ果汁・ライム果汁(整肌成分)
*4 乾燥によるくすみにうるおいを与えること
*5 3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸(保湿・整肌)