もっと心地よく、もっと自分らしく。30代からのフェムケア習慣


“なんとなく不快”を抱えたままの毎日

30代に入ってから、「なんとなく」感じるカラダの違和感。 生理の時にムレやかゆみを感じやすくなったり、ふとした時に気になるデリケートゾーンのにおい。

下着の擦れが不快だったり、お風呂上がりに乾燥してつっぱる感覚があったり。

「我慢できないほどじゃないし」
「ちょっと気になるだけだから」...と、そのままにしていませんか?

実はその“なんとなく不快”こそ、心と身体のコンディションを左右する大切なサインかもしれません。

今回は、そんな違和感の原因や対策、30代からのフェムケア習慣について、一緒に考えてみましょう。

 


“フェムケア”ってなに?〜おさらい〜

最近よく耳にする「フェムケア」。以前も紹介しましたが、改めておさらいです。

フェムケアとは、女性の体や心、ライフステージに寄り添ったケアのこと。

特に月経・妊娠・出産・更年期など、女性特有のライフイベントに関連するケアを指すことが多く、デリケートゾーンの洗浄や保湿といったパーツケアもそのひとつです。

もともとは「特別なケア」と思われがちだったフェムケアですが、今では“日常のケアの一部”として取り入れる人が増えています。

肌や髪に気を使うのと同じように、自分の体の内側や見えない部分にも目を向けること。
それが今、多くの女性にとっての新しい「当たり前」になりつつあります。

 


見逃しがちな“なんとなく不快”の正体

30代に差しかかると、体や心の変化を“なんとなく”感じはじめる人が増えてきます。
その中でも、意外と後回しにされがちなのが「デリケートゾーンの違和感」。

たとえば
・「なんとなくにおいが気になる...でも、人に相談しづらい」
・「乾燥してかゆいけど、気のせいかな?」
・「生理中、ナプキンのムレが昔よりつらくなってきた」


しかし、こういった違和感は体調不良とまではいかないため「我慢できないほどじゃないから」「市販のボディソープで洗ってるし大丈夫」と、つい見て見ぬふりをしてしまう。
その結果、違和感がいつの間にか“当たり前”になってしまっている人も少なくありません。


(1) ホルモンバランスのゆらぎが引き金に

30代は、女性ホルモンのバランスがゆるやかに変化していく時期。特に「エストロゲン」の分泌が減少し始めることで、デリケートゾーンの粘膜が乾燥しやすくなったり、外部刺激に敏感になったりする傾向があります。

肌でいう“インナードライ”のように、見た目は変わらなくても内部は水分不足になっていることも。 こうした変化が、においやかゆみ、ムレや肌荒れといった不快感の原因になるのです。


(2) 忙しさゆえの「自己流ケア」にも注意

仕事に家事、育児…30代女性はとにかく忙しい中で、 フェイスケアやメイクにはこだわっていても、ボディやデリケートゾーンのケアはどうしても後回し、という人も多いのではないでしょうか。

たとえば、
・ボディソープで全身一気に洗う
・乾燥が気になっても保湿はしていない
・気になるときにだけシートで拭き取る

こうした「なんとなくの自己流ケア」が、知らず知らずのうちに摩擦や刺激となって不快感を引き起こしている可能性もあります。


(3) “自分のことは後回し”になってない?

「家族のことを優先しがち」
「職場で頑張っている自分に“快適さ”は贅沢だと感じてしまう」

そんな声もよく聞きます。

しかし、誰かのために動き続ける日々だからこそ、まずは自分のコンディションを整えることが大切です。小さな違和感を我慢し続けることは、気づかぬうちにストレスや不調につながることもあります。

 


今日からできる、フェムケア習慣

「なんとなく不快」に向き合うことは、自分をいたわることです。ここでは、忙しい30代女性でも続けやすい“フェムケア習慣”をご紹介します。

(1)洗うケア:専用ソープでやさしく

デリケートゾーンは皮膚が薄く、弱酸性の環境を保つ必要があります。 一般的なボディソープや石けんは洗浄力が強すぎて、乾燥や刺激の原因になることがありますので、デリケートゾーン専用の弱酸性ソープを使うことで、汚れを落としつつも必要なうるおいは守ることができます。

やさしく洗った後は、拭き取りもやさしく。タオルなどでゴシゴシこするのは避けましょう。手のひらでやさしく泡を転がすように洗うのがポイントです。

(2)保湿ケア:肌と同じように、粘膜にも潤いを

乾燥を感じたときには、デリケートゾーン専用の保湿ジェルやミストを取り入れてみるのもおすすめです。保湿することでバリア機能が整い、かゆみや刺激を感じにくい状態を保つことができます。

「そこまでケアするのって、やりすぎ?」と思うかもしれませんが、顔のスキンケアと同じく、「心地よさを保つためのひと手間」と考えると、自然に続けられるはずです。


(3)月経時の見直し:ナプキン選びとムレ対策

ナプキンの素材や形状によってもムレやかゆみの感じ方は大きく変わります。肌への摩擦が少ないものや、通気性に優れたタイプを選ぶのが◎。

また、こまめな交換を心がけたり、布ナプキンや吸水ショーツなど、自分の体に合った選択肢を探してみるのもおすすめです。


(4)直接肌に触れなくても香りや音楽などの五感も心地よく

お手入れだけでなく、心のお手入れも大切です。好きな音楽を聴いたり、好きな香りに包まれたりするのもフェムケアの一部です。

特に香りは、五感の中でも記憶や感情と直結しているため「この香りを嗅ぐと〇〇を思い出す」といった、思い出やその時の感情が蘇るなど、他の五感にはない特徴があります。

そのため、香りが持つ効果を活用してみるのもおすすめです。

 


まとめ 〜自分の快適を、後回しにしないで〜

小さな不快を抱えたまま毎日を過ごしやすい現代ですが、それは「我慢すべきもの」ではなく、「ケアできるもの」です。

スキンケアやヘアケアと同じように、フェムケアも自分をいたわる習慣のひとつであり、その積み重ねが、心や体の余裕につながっていきます。

30代は、変化を受け入れ、より自分らしい心地よさを選び直せるタイミングです。見えない部分まで大切にできる女性は、きっともっと、しなやかに美しくなれるはずです。

ぜひこの機会に自分の体と会話して、より美しく輝いてくださいね。

 


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筆者もそうですが、毎月やってくる「あの日(月経)」に、気分爽快!と思う日は少ないものです。特に、ホルモンバランスの変化が大きくなる30代以降は、体感する人も多いのではないでしょうか。

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<執筆者コメント>
40代後半の筆者は更年期世代ですが、ホルモンバランスの変化は30代の頃から体感していました。

病気などではなく「なんとなく不調」なので、”つい”頑張りがちな時期であり、「気のせいかな」くらいに感じることも少なくありません。

「あれ?いつもと違う」と思った時は、ちょっとだけ自分を大事にする時間のサインかもしれません。

毎日頑張る皆さん。ぜひこの機会に自分の体と向き合ってみませんか。

〜毎日頑張る自分にやさしく〜

執筆者:西川美佐子