冬のボディは乾燥&摩擦刺激でダメージ大!今からできるボディケア


日中が暖かい日もまだありますが、少しずつ朝晩が冷えてきて秋冬らしくなってきました。

お顔のスキンケアは保湿を強化している人も多いと思いますが、ボディもしっかり準備が必要です。

そこで今回は、ボディの肌特徴と今から始めておきたいお手入れについて紹介します。


◾️ボディと顔の肌の違い

お顔に比べてボディの肌は丈夫なイメージがありますよね。そこで角質を構成している角質細胞の「層の数」をチェックしてみましょう。

個人差や部位によって細かい違いがあるものの、およその目安は下記の通りです。

部位名

層の目安

まぶた

約7層

約10層

体・四肢

約15層

手のひら・足裏

約40〜50層

お顔に比べて丈夫に感じる手のひらや足裏は層の数が厚くなっています。ここで注目しておきたいのが、顔と体・四肢の差が数層しかないという点。

頬あたりの約10層でラップ1枚程度と言われていることからわかる通り、手のひらや足裏を除き、体の皮膚は想像以上に薄いことがわかります。

また、夏に比べて紫外線などによるダメージは少ないものの、湿度の低下からおこる「乾燥」、衣類による「摩擦」や「静電気」、衣類による「蒸れ」や水分摂取量の減少などにより肌は乾燥や刺激を受けやすい状態になっています。

衣類で隠れているからといって油断していると、乾燥や肌荒れ、かゆみなどの原因になることもあるため、ボディのお手入れも、お顔と同様に強化していく必要があります。





 

◾️おすすめボディケア

ボディの肌について特徴がわかったところで、おすすめのボディケアをご紹介します。


(1)水分補給をしよう
冬は、外側も内側も水分不足になりがちです。

湿度が下がる外側の水分不足+水分摂取量が減りやすい内側の水分不足で実はカラカラ。加えて、冬は気温も下がるため、体は身を守るために体で熱を作り、汗(水分)が出やすい環境にあります。

外側からのアプローチとしては、肌表面をうるおしてくれるコラーゲンやヒアルロン酸、健やかな肌に整えてくれるツボクサエキス(CICA)やモモ葉エキス、与えたうるおいを逃さないワセリンなどの油分といった成分でうるおいを与えるのがおすすめです。また、この時期のボディは衣類の摩擦による刺激も受けているため、できる限りなめらかなテクスチャーのアイテムを選ぶようにしましょう。

内側からのアプローチとしては、温かい飲み物などでしっかり水分を取り込むことも心がけましょう。


(2)洗いすぎに注意!
顔に比べてゴシゴシ洗いやすいボディですが、冒頭に紹介した通り角質層の数はそれほど多くありません。

そのため、肌あたりの柔らかいタオルや手を使って、やさしく洗うよう心がけましょう。

また、ボディソープの使用量についても、大量に使用すると洗浄剤がしっかり体についてしまいますので、メーカー推奨量を使用してやさしく洗うよう心がけましょう。


(3)お風呂上がりのお手入れはやさしく
入浴後は水分が蒸発しやすい環境にありますので、できるだけ早くボディのお手入れをしましょう。

乾燥がひどい場合は、お顔と同様にボディ用の化粧水+クリームといったようにしっかり保湿してあげるのもおすすめです。

ただし、ボディも摩擦は禁物なのでテクスチャーはしっかり吟味するようにしましょう。


(4)食事も気をつけよう
ボディもお顔と同じく「肌」です。そのため食事も大切なポイントです。

うるおいや美肌に関わる栄養素と主な食材を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

成分名

働き

主な食材

コラーゲン

肌の保湿・水分保持機能

豚足や牛スジ・鶏の皮・豚バラ肉・軟骨・手羽先・ウナギ

セラミド

肌のバリア機能

こんにゃく・ひじき・わかめ・ごぼう

ビタミンA

健やかな皮膚や粘膜形成

卵、にんじん・ほうれん草・レバー

ビタミンC

コラーゲン生成をサポート・抗酸化作用

赤ピーマン・ブロッコリー・レモン・オレンジ・キウイ

ビタミンE

肌の代謝(ターンオーバー)を整える・抗酸化作用

アーモンド・豆類・かぼちゃ・アボカド・うなぎ・卵・オリーブオイル・胚芽油

食物繊維

不用物の排出・糖の吸収を抑える

玄米・胚芽米・ごぼう・寒天

発酵食品

腸内環境を整え、必要な栄養素の吸収を助ける

納豆・味噌・キムチ・ヨーグルト・チーズ




■まとめ

冬は衣類によって紫外線にさらされる機会は少ないものの、乾燥や摩擦といった別の刺激に溢れています。

さらに顔よりも刺激に強いイメージがあるため「つい」ゴシゴシ洗いなどをしてしまいがちです。

今回紹介したように、手のひら・足裏以外は顔と比べて角質層に大きな差はないため、一層乾燥が進む冬を迎える前に今日からしっかりお手入れしておきましょう。




 

ボディクリーム

刺激を受けやすい秋冬のボディをやさしく包んでくれる、CBD(*1)x和漢(*2)配合のボディクリームです。

・「うるおいを与える」3種のヒアルロン酸(*3)
・水分を逃さないよう「守る」ワセリン
・繊細な肌を「整える」CBD(*1)やCICA(*4)、モモ葉エキス(*5)やアラントイン(*5)

を配合し、うるおいを「与え」「逃さず」「整える」3要素がしっかり1つに凝縮しています。

肌の上でバターのように溶けるテクスチャーと肌と一体になるようなフィット感は、これからの季節にピッタリのボディケアアイテムです。

マリエランの美容理論でもある「保湿」x「摩擦レス」をしっかり兼ね備えたボディクリームはこちら



<執筆者コメント>
冬のボディは、衣類に包まれているものの夏以上に刺激が多く、ダメージが多い環境にあります。

まだ日中は暖かい日もありますが、冬に向けて徐々に気候は変化しています。そのため、お顔と同じく今日からボディのお手入れも秋冬支度を始めて、触れたくなるようなボディを目指しましょう。

〜ボディもヘルシーで輝くような美しい肌へ〜

執筆者:西川美佐子


※1 カンナビジオール(保湿・整肌成分)
※2 オタネニンジン根エキス、ツボクサエキス(保湿・整肌成分)
※3 ヒアルロン酸ヒドロキシプロ ピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na(保湿成分)
※4ツボクサエキス(保湿・整肌成分)
※5 整肌成分