綺麗にしたい!ニキビ痕の種類と対処法
できるだけでも憂鬱なニキビ。治ったかと思いきや「ニキビ痕」という新たなトラブルで悩んでいる人も多いのでは?
そこで今回は、ニキビ痕ができる理由と種類別の特徴などを紹介します。
◾️ニキビ痕とはどんな状態?
まずは「ニキビ痕」とはどんな状態を指しているのでしょうか。
<ニキビ痕とは>
ニキビによる炎症や腫れが落ち着いた後、色素沈着や凹凸、クレーターのような凹みが残った状態のこと。 |
ニキビが治ってきた後、一時的な赤みや色素沈着であれば時間とともに少しずつ目立たなくなることがほとんどです。
しかし、前回のブログ「秋冬のニキビに要注意!種類別の原因と対策を紹介」で紹介したニキビが進行した状態(赤ニキビ・黄ニキビ)や、長期間ニキビの状態が続いた場合、皮膚へのダメージが深く大きくなっている可能性が高く、凹凸などが残りやすくなります。
ここまで進行すると、市販のニキビ治療薬や薬用化粧品では対応することが難しいため医療機関を受診するなどの対応が必要になります。
ニキビそのものは体質や遺伝の可能性もありますが、下記のような時はニキビ痕ができる可能性が高いため、早めに皮膚科の受診も検討しておきましょう。
<ニキビ痕ができやすくなる状態>
・ニキビが進行している(赤ニキビ・黄ニキビ) |
ニキビの状態や期間については、皮膚科や刺激を避けていち早くニキビを収束させることが大切です。
ニキビに触れる・潰すといったことは「つい」クセになっている可能性がありますので、意識的に気をつけるようにしましょう。
◾️ニキビ痕の種類と特徴
主なニキビ痕のタイプと特徴について紹介します。日常的にできるお手入れは刺激や摩擦を避けるのが中心で、根本的な解決としては皮膚科での治療になります。
(1)炎症後紅斑
炎症によって新しくできた毛細血管が拡張して目立っている状態で、時間経過とともに落ち着くことが多いニキビ痕です。とはいえ、適切な処置をしなければ残ることもあるため、油断は禁物です。
<特徴>
・炎症などは落ち着いているものの赤みがある |
炎症後紅斑は、赤みに対して有効的なレーザーや塗り薬などの治療を行うとともに、スキンケアでお手入れをして徐々に治るのを待ちます。
(2)炎症後色素沈着
肌は炎症が起こるとメラニンを生成します。ニキビの炎症によって生成されたメラニンが色素沈着として残った状態です。時間の経過とともに落ち着いていきますが、肌状態などによって長引くこともあります。
<特徴>
・ニキビ部分が茶色やシミのような色になる |
炎症後色素沈着では、メラニンに注力した治療を行います。メラニンの破壊や排泄を促すため、レーザーや塗り薬、内服薬などで治療します。
(3)陥凹(萎縮)性瘢痕
ニキビの進行状態や期間によって肌のダメージが真皮にまで到達することで、凹み(クレーター)ができるニキビ痕です。
<特徴>
・凹みがある |
陥凹(萎縮)性瘢痕では、凹みも出ているため再生を促す治療が中心になります。Co2レーザーやニードルタイプの治療、ターンオーバーを促すピーリングなども併用されることが多くあります。
(4)肥厚性瘢痕
ニキビがあった部分の皮膚が盛り上がった状態。炎症や傷の修復をする段階で皮膚組織が過剰にできて厚みが増してしまったニキビ痕です。
<特徴>
・軽く盛り上がっている |
肥厚性瘢痕では、過剰に増えた繊維成分を分解してくれる「ステロイド注射」での治療や、「サブシジョン」といってシコリのようになった組織を剥がしとる治療を行うこともあります。
どの段階でも、皮膚科治療と刺激を抑えた優しいスキンケアをうまく併用することで、より短期間で改善が期待できます。
◾️まとめ
ニキビ痕の特徴や治療方法について紹介しました。
ニキビには段階別にお手入れがあり、まずはニキビを作らないための正しいスキンケアや日常生活の改善、その後、万が一ニキビができてしまった場合は段階に応じてスキンケアまたは美容医療を取り入れた早期改善、終息後に痕が残ってしまった場合は皮膚科による治療を中心にスキンケアでお手入れをする。
といった段階別に分けたお手入れで効率よく短期間での解決が重要です。時間とダメージが長く大きいほど美しい肌に戻すことが困難になりますので、段階に合わせたケアを選択してくださいね。
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<執筆者コメント>
思春期から大人まで、多くの人が悩む「ニキビ」は、度合いによっては治った後も「ニキビ痕」として私たちを悩ませます。
できる限り短期間で終えるためには、肌へのダメージを減らすための日頃のスキンケアや日常生活など気をつけることはありますが、それでもニキビ痕ができることはゼロではありません。
もしニキビ痕として残った場合は、我慢せず皮膚科専門医を受診し、できるだけ早く健やかな状態に戻した上で、再発しないようにスキンケアや日常生活を整えるようにしましょう。
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執筆者:西川美佐子
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