夏こそ見直したい洗顔!水洗顔はOK?洗顔料は必要?ギモンにもお答え!


気温や湿度が高くなり、朝起きた時のベタつきが気になるこの季節。さまざまな負担にさらされている夏の肌にはどんな洗顔がいいのでしょうか。

今回は、メイクをする前の夏の朝洗顔にフォーカスして、重要性や注意点、方法などを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。



 

◾️洗顔の役割とは?

朝洗顔の前に、「洗顔」そのものの役割についておさらいしましょう。

<洗顔の目的>

・余分な皮脂や汗を落とす
・古くなった角質の除去
・外的な汚れ(ホコリやチリを落とす)

など、洗顔には自らの体から生まれた皮脂や汗といったものから、古くなった角質、外的な汚れなど、そのままにしておくと肌トラブルにつながる原因を除く働きがあります。


◾夏の朝洗顔が大切な理由
湿度が高く汗や皮脂が増え、紫外線が強くなるこの時期は、見た目には、汗や高い湿度で「ベタベタ感」や「乾燥とは無縁」という感覚があります。

さらに真夏の朝洗顔は「暑いから水を使う」「朝はメイクしていないから、さっと流すだけ」という人も多いのではないでしょうか。

しかし、ここが落とし穴!

真夏は、他の季節に比べて大量の汗による刺激や紫外線の肌ダメージが加わり、ターンオーバーの乱れや乾燥、不安定な状態になっているケースが少なくありません。

 

<真夏に起こりやすい主な肌トラブル>

・乾燥肌、敏感肌、肌のゆらぎ
・ターンオーバーの乱れ
・赤み
・古い角質の蓄積
・肌のゴワつき
・くすんだ印象
・毛穴詰まり
・角栓詰まり、ニキビ
・シミ

など、たくさんの危険が潜んでいます。

特に真夏は過酷な環境下にあるため、肌トラブルが起こってからでは思ったように改善しないことも多く、今のうちからしっかりとしたケアが大切です。

そこで見直したいのが、スキンケアのファーストステップである「洗顔」です。

毎日の洗顔を整えることで、そのあと使うスキンケアの土台が整い、より多くの効果をもたらしてくれます。

特に真夏の朝洗顔は、過酷な外出前の大事な下準備ですので、ぜひこの機会に見直してみましょう。



 

◾美肌に向けて!夏の朝洗顔の基本

ここからは「真夏の朝洗顔」について紹介します。

 

<真夏は注意!朝の肌状態は?>

睡眠中にコップ1杯ほどの汗をかくと言われており、汗や皮脂がしっかりと肌についた状態にあることが多く、エアコンを使用している場合は肌が乾燥している可能性も。

つまり、洗顔をささっと済ませてしまったり、反対にベタつきが気になってゴシゴシ洗うと刺激が強すぎる可能性があります。

「夏は暑いから、水(冷水)でさっと洗う」

「夜しっかり汚れを落としているので、朝は洗顔料を使う必要がない」

といった人は、朝洗顔を見直してみましょう。



 

<真夏の朝はこれ!洗顔方法>
真夏の夜は意外と肌表面に皮脂や汚れが付着しているので、朝でも洗顔は必要です。

 

(1)手を洗う
まずは清潔な手で洗うために、手をしっかりと洗います。洗顔料を使用しない人は続いて(4)のステップを参考にしてくださいね。

 

(2)洗顔料を手に取る
泡立てるタイプ、泡状態で出てくるポンプタイプ、ジェルなど、洗顔にはさまざまなタイプがありますが、メーカーの推奨量を守って手に取りましょう。

「適量」と書いてある場合は「肌と手で摩擦が起こらない量」を意識しましょう。

 

(3)洗顔料はこすらず転がすだけ
一番刺激となるステップがここです。肌にやさしい洗顔や量を気をつけても、このステップでゴシゴシすると、肌に大きなダメージを与えてしまいます。

洗顔料を肌の上で転がすようなイメージで使いましょう。

また、小鼻など細かいところを洗う時は、人差し指は力が入りやすい指なので、中指と薬指を使って優しく洗うのがおすすめです。

 

(4)ぬるま湯で丁寧に流す
肌に付着している皮脂は30度以上のお湯で少しずつ解けはじめると言われています。そのため、30〜36度くらいのぬるま湯で優しく丁寧に洗うようにしましょう。

夏は暑いですが、水を使用してしまうと、肌の上の油分が流れにくくなることもありますので、ぬるま湯がおすすめです。

 

(5)水分は「拭く」ではなく「吸い取る」
洗顔のタオルの使い方ですが、水分を「拭く」というより「吸い取る」といったイメージで、肌の上に優しくタオルをのせる程度で水分を取りましょう。

この時にゴシゴシしてしまうと、摩擦が起きて刺激になってしまいます。


◾️洗顔の疑問にお答え

最後に、洗顔に関するよくある疑問にお答えします!

Q1.夏は暑いから、水だけで洗顔するのはダメ?

洗顔の方法でも紹介しましたが、水だけで洗顔をすると、肌についた皮脂がうまく流れず肌に残ってしまうこともあるため、できる限り30〜36度程度のぬるま湯で洗うようにしましょう。

Q2.洗顔料は絶対使わなければダメ?

洗顔料は肌の状態によって時には使わない方がいいこともあります。粉が吹くほどのカサカサ状態の時や、洗顔料を使った際に顔がピンと張ったようにすぐに突っ張るなどが起こっている場合は、肌の乾燥が進んでいる可能性もあります。このような時は、ぬるま湯だけで洗顔をするなど、様子を見ながら調節しましょう。

Q3.汗をかくたびに洗顔はだめ?

夏は汗や皮脂によるベタつきで「顔を洗いたい!」と思いますよね。この時に注意したいのが「洗いすぎ」です。過剰に洗顔をすると肌に必要な皮脂やうるおいが不足してしまうため、朝晩の2回を目安に洗うようにしましょう。

もし複数回洗う場合は、スキンケアまでセットで優しくお手入れしてくださいね。



 

◾️まとめ

夏の朝洗顔について紹介しました。気温が高くベタつきやすい真夏は、「ひんやり気持ちよく」「スッキリ」洗いたい季節ではありますが、洗い方次第ではうっかり肌にダメージを与えてしまうことがあります。

そのため、この時期の肌を取り巻く環境と、朝起きた時の肌状態をチェックして、適切な洗顔をすることがとても重要です。

ぜひ今のうちに朝洗顔を見直して、美肌のまま真夏を乗り切りましょう!




 

フェイシャル フォーム クレンザー(洗顔料)

マリエランの美容理論である「保湿」×「摩擦レス」がそのまま形になった泡洗顔。

真夏の過酷な環境下にある肌をやさしく包むきめ細やかで肌ざわりのいいな泡と、「CBD(*1)x和漢®️(*2)」をベースとした美容成分(*3)が、寝ている間の皮脂や汚れを心地よくオフしてくれます。

マイルドな洗浄力のアミノ酸系(*4)を使用しているため、年齢や男女関係なく幅広い肌タイプにご使用いただけます。

スキンケアのファーストステップである「洗顔」の大切さに向き合って作った洗顔をぜひご体感ください。

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<執筆者コメント>
メイクをしない状態で数時間経過した時に、肌がどんな状態になるかという変化は、現在の肌がどんな力を持っているかがわかる絶好の機会です。

そして、一人ひとりの肌状態は異なりますので、全員が同じお手入れをする必要もなく、まずはしっかりと観察して適切なお手入れをすることが大切です。

メイクをしていない朝の洗顔はさっと済ませがちですが、この機会にぜひ美肌に向けた洗い方で、美しい肌のまま夏を乗り切っていきましょう!


〜美しく透明感のある、ヘルシーな肌へ〜

執筆者:西川美佐子

*1 カンナビジオール(保湿・整肌成分)
*2 クズ根エキス、チャ葉エキス(保湿・整肌成分)
*3 保湿・整肌成分
*4 ヤシ脂肪酸アルギニン(洗浄成分)