秋冬のニキビに要注意!種類別の原因と対策を紹介


猛暑が終わり暖かい秋が続いていましたが、10月も後半に入り少しずつ過ごしやすくなってきました。

気候の変化が起こりやすいこの時期に注意しておきたいのが「ニキビ」。ニキビといえば、汗や皮脂が多い夏に起こりやすいイメージがありますが、実はこの時期にも注意が必要です。

そこで今回は、ニキビの種類や対策を紹介します。




 

◾️ニキビとは?原因は?

ニキビとは「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という名前がついた病気の一種です。

そのため、できてしまった時は早めの対処がとても重要ですが、誤ったお手入れをしてしまうと長期戦になることも少なくありません。後悔することがないよう、この機会にお手入れ方法をチェックしておきましょう。

ホルモンバランスやストレス、生活習慣や遺伝など、ニキビの原因はさまざまですが、以前のブログ「肌のトラブルは毛穴から始まる?!毛穴の基礎知識」でも紹介した、毛穴トラブルも関係しています。

特にこの時期は気候の変化によりターンオーバーが乱れたり、肌の水分と油分のバランスが変化したりするため、いつも以上に毛穴トラブルが起こりやすく注意が必要です。





 

◾️ニキビの種類

一言で「ニキビ」といっても、段階によって特徴やお手入れ方法は異なります。ここからは、それぞれの特徴(見分け方)と対策を紹介します。

 

(1)白ニキビ
初期段階のニキビで、毛穴がつまり皮脂が溜まり始めている状態です。

<特徴>

・肌に触れると小さな凹凸がある
・小さい点のような状態で、ほんのり白い
・痛みはないことが多い

痛みはなく見た目には気づかないこともありますが、皮膚の中ではニキビの原因である「アクネ菌」が少しずつ増え始めています。

(2)黒ニキビ
白ニキビからさらに皮脂が溜まり、毛穴から外に出た皮脂が酸化することで黒く見える状態です。

<特徴>

・小さくて黒い点になっている
・小鼻や皮脂分泌が多い箇所にできやすい
・痛みはないことが多い

黒ニキビも痛みを感じることは少ないものの、そばかすやホクロのように小さな黒い点ができるため、気づきやすい状態です。

 

(3)赤ニキビ
白ニキビから進行し、皮膚の下で炎症が起こっている状態です。

<特徴>

・赤みを帯びている
・毛穴部分にできている
・痛みやかゆみが起こることもある

皮膚の下で増殖したアクネ菌が活発になり、さまざまな炎症物質がつくられ赤く腫れたような状態になります。

 

(4)黄ニキビ
赤ニキビからさらに進行し、膿(うみ)が溜まっている状態です。

<特徴>

・赤ニキビよりも腫れの範囲が広い
・中心部分が膿(うみ)によって黄色く見えることがある
・痛みやかゆみを伴うことが多い

炎症の範囲が広範囲に及び、中央に膿(うみ)が溜まっています。この段階まで進むと、治ってもニキビ跡やクレーターなどの状態になるケースもあります。


◾ニキビのお手入れ方法は?

ニキビ対策について、お手入れ方法を紹介します。

 

(1)スキンケア
ニキビ対策として多くの化粧品が販売されていますが、スキンケアで対応できるのは「予防」までです。言い換えると、この段階で適切なお手入れができていれば、ニキビの発生をできる限り減らすことも可能です。

<スキンケアのポイント>

・洗いすぎない(洗浄料や頻度)
・摩擦や刺激を与えないよう心がける
・どの季節も保湿は最低限おこなう
・1年を通してUVケアは忘れずに

肌の変化が起こりやすいこの時期は、ゆらぎや繊細な状態になりやすい時期でもあり、毛穴詰まりが起こる可能性も高まります。

そのため、基本は「やさしいスキンケア」を心がけましょう。

ニキビへの心配から洗顔の頻度を上げたり強い洗浄料を使用したりするなどの「洗いすぎ」に注意するとともに、たっぷりの泡を使いゴシゴシ洗いなどの摩擦や刺激を避けることが大切です。

洗顔後は肌の土台作りでもある「保湿」は必須です。脂性肌や油分が気になる人は「オイルフリー」や「ノンコメドジェニック*」といった表示のものも検討してみるのもいいでしょう。

最後に、1年を通して降り注いでいる紫外線対策も忘れてはいけません。紫外線による肌へのダメージや皮脂の酸化でニキビが悪化しないよう、秋冬も日焼け止めは忘れずに。

*全ての方にニキビができないというわけではありません


(2)内側からのケア
ニキビは、スキンケアや肌質だけでなく生活習慣も大きく関わります。

<内側からのケア>

・規則的な生活を心がける
・乳製品や油脂などの極端な摂取は控える
・睡眠不足を避ける

生活習慣の乱れは、ホルモンバランスや肌のターンオーバーに影響を与えるため、できる限り規則的な生活習慣を心がけるようにしましょう。

また、皮脂分泌を促す乳製品や油脂の極端な摂取は控え、皮膚の修復に関わる「成長ホルモン」分泌に大きく関わる睡眠はしっかり取ることが大切です。


(3)医療面からのアプローチ
ニキビは病気の一種です。悪化してしまうと皮膚のダメージ期間が長くなるとともにニキビ跡として残ってしまう可能性があり、保険適用外の治療が必要になるケースもあります。

そのため、ニキビができてしまったら無理に自分でなんとかしようとせず、皮膚科専門医に相談することも結果的に早期解決につながります。

段階に応じて、スキンケア+内側からのアプローチ+医療を組み合わせて、ニキビの悩みを最小限にとどめましょう。




 

◾️まとめ

この時期に起こりやすい肌悩みの1つ「ニキビ」の種類や対策について紹介しました。

夏のイメージがあるニキビですが、肌を取り巻く環境が変わる時期はバランスが変わりやすいため、まずはスキンケアや生活習慣などの改善をして、ニキビができないよう予防することが大切です。

ニキビができてしまった場合は、皮膚科専門医に頼ることで早期解決やニキビ跡などの悩みを減らせます。

季節の変わり目はニキビ以外にも多くの肌悩みが複合的に現れやすい時期でもありますので、ぜひこの機会にスキンケアや日常生活などを見直して、美しい肌づくりを目指しましょう。



 

洗顔+オールインワン

<フェイシャル フォーム クレンザー>

やさしい洗い心地のアミノ酸系洗浄成分(*1)を使用し、肌に必要なうるおいを残しながら余分な皮脂や汚れを落としてくれる泡タイプの洗顔料。肌を優しく整えるCBD(*2)を含んだ、まるで美容液のような泡の心地よさをぜひお楽しみください。

<オールインワン フェイスクリーム>
肌の基礎となる成分を1つにした、オールインワンクリーム。バランスを崩しやすいこの時期の肌を整える「CBD(*2)」や「グリチルリチン酸ステアリル(*3)」をはじめとした、肌に必要な成分を厳選したスキンケアです。

テクスチャーにもこだわり、マリエランの美容理論である「摩擦レス」x「保湿」を実現した肌のために作られた代表作。

<オールインワン フェイスクリーム MEN>
肌の水分量が少なく、蒸散量も多い男性特有の肌に寄り添ったオールインワンクリーム。シェービングなどの肌荒れが起こりやすい男性の肌を優しく包む「CBD(*2)」を配合。スキンケアの習慣がない男性にも使いやすいよう、ベタつきのないテクスチャーにもこだわりました。

フォームクレンザー+オールインワンフェイスクリームはこちら

男性向けフォームクレンザー+オールインワンフェイスクリームMENはこちら

<執筆者コメント>
どの世代の肌でも悩みとして上がる「ニキビ」。

思春期はホルモンバランスの変化、大人は生活習慣によって起こりやすい疾病ですが、どの年代にも通じる原因が気候などの肌を取り巻く環境です。

普段ニキビが出にくい人でも起こる可能性がある時期ですので「今できていないから大丈夫」と油断することなく、スキンケアや生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

マリエランのスキンケアは、成分はもちろん肌への負担を減らすようにこだわった摩擦レステクスチャーと肌に触れた時の心地よさがあり、スキンケアの時間を楽しませてくれます。

今回紹介した、洗顔+オールインワンのセット以外にも、全身でたっぷり7日分試せる「トライアルセット」もありますので、ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。

〜肌に触れるのが楽しみになる毎日を〜

執筆者:西川美佐子

*1ヤシ脂肪酸アルギニン(洗浄成分)
*2カンナビジオール(保湿・整肌成分)
*3保湿・整肌成分