美肌になりたい人は、炎症対策をマスターしよう!
2025年、今年も長期間の酷暑が予想される夏。この過酷な夏のダメージを乗り切れる肌に大切なのが「炎症対策」です。
寒暖差が大きく、花粉や紫外線が増える春から、湿気の多い梅雨を経て夏を迎えますが、この時期は日によって変わる肌環境で炎症が起こりがち。
今回は「炎症」が及ぼす肌への影響と対策について紹介します。炎症を制して健やかで美しい肌を目指しましょう。
◾️炎症とは?肌で起こっていること
肌にとってネガティブなイメージがある「炎症」ですが、これは、私たちが健やかな体を保つために備わっている重要な機能です。
身体に悪影響を与える細菌やウイルス、アレルゲンなどの物質が肌に触れる・体内に侵入した場合、体を守るためにこれらを外に出す必要があります。
この外に出す過程で起こるのが「炎症」であり、簡単にいうと「身体の中に悪いものが入ってきたよ!排除するためにみんな手を貸して!」という身体のシグナルが「炎症」です。
この「炎症」というシグナルにより、身体の中では免疫細胞が集まったり、侵入してきた物質との戦いが始まったりします。
肌は私たちの身体を一番外側で守ってくれている存在であり、体内に比べて多くの物質に溢れている外気に触れているため、刺激も多く、炎症が起こりやすい環境にあります。
炎症の代表としてアトピー性皮膚炎がありますが、以前にも紹介した通り解明されていない分野のため、ここでは割愛します。
◾️炎症が起こる原因・肌への影響
それでは、肌の炎症が起こりやすい原因とはなんでしょうか?代表的な原因を紹介します。
<自然要因> |
自然要因の中で多いのが、アレルゲン物質です。これらの物質が肌に触れたり身体の中に侵入したりすることで、身体が異物として認識して排除するシグナル「炎症」を発動します。
また、「この化粧品使ったら肌に赤みが出た」なんて経験したことある人も多いと思いますが、化粧品に含まれる成分でもアレルギー反応が起こることがあります。
これらの炎症が慢性的に起こると、免疫細胞の一種であるマクロファージのバランスが崩れ、コラーゲンの生成が遅れたり古くなった角質の排出が遅れたりします。
また、炎症はメラニン細胞を刺激するため、炎症が慢性的になるほどシミのリスクも高まります。
これらのことから、「炎症をできる限り回避する」と、炎症が起こったら「少しでも早く回復させる」という点が炎症を制するためにはとても重要だということがわかります。
◾️炎症を制する対策はこれ!
肌は常に外的に触れているので、炎症を完全にゼロにすることはできません。
まずは、花粉などのアレルギーを持っている場合は、マスクなどで物理的に遮断するとともに、肌のバリア機能を保つケアに努めましょう。
<バリア機能を維持するために>
・摩擦レスで物理的な刺激を避ける
・保湿ケア成分を取り入れる
(ヒト型セラミド・ヒアルロン酸・アミノ酸・スクワラン・ワセリンなど)
また、炎症が起こってしまった場合は、できる限り早く解決できるようなお手入れが大切です。
<炎症が起きてしまったら>
・摩擦・ピーリング・スクラブなど物理的な刺激は避ける
・刺激を感じるスキンケアは避ける
・シンプルケアで肌に触れる回数そのものを減らす
・抗炎症成分を取り入れる
(グリチルリチン酸ジカリウム・アラントイン・トラネキサム酸など)
他にも、不規則な生活は肌のバリア機能を下げてしまうため、季節の変わり目や刺激が多い季節はできるだけリズムを整え、バランスを意識した食生活も意識するといいでしょう。
◾️まとめ 〜炎症対策をマスターして美肌へ〜
炎症が起こる原因と及ぼす影響、対策を紹介しました。痛みなどがなくても「赤みがあるな」と感じたら、炎症が起こっているサインです。
早めの対策をして炎症を長引かせないようにしましょう。
炎症を制すれば美肌の維持も可能です。ぜひこの機会に、毎朝ご自身の肌状態を観察してみて、肌のシグナルを早めにキャッチして、より美しい肌を目指しましょう。
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<執筆者コメント>
今回紹介した「炎症」は、私たちの体を守るために欠かせない「シグナル」であり、早めに見つけることがとても大切です。
年齢を重ねると、肌が少しずつ薄くなり赤みなどが起こりやすくなるため、わずかな刺激も炎症につながりやすくなります。
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〜明日の美肌は、今日作る〜
執筆者:西川美佐子
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