肌のゆらぎ・敏感さが気になるときは、赤ちゃんお手入れを使用
2024年、12月に入り一気に冷え込みなどが出てきて、肌状態がゆらぎ始めた人も多いのではないでしょうか。
その中で「何を使ったらいいのかわからない」「肌が弱いので敏感肌用を使いたい」と思う人も多いのでは?
そんな中、パッとみて安心感が湧く「赤ちゃん用のスキンケア」
赤ちゃんの肌と成人の肌は異なりますが、お手入れ方法にはヒントがたくさん詰まっています。「どんなスキンケアをしたらいいのかわからない」という人はぜひチェックしてみてくださいね。
◾️この時期起こりやすい大人の肌状態と赤ちゃんの共通点は??
1年の中で、気温も湿度も最も低くなりやすいこの時期。大人の肌も多くのダメージを受けています。美肌を目指すためにはこの時期の肌の特徴を知っておくことが大切です。
<冬に起こりやすい大人の肌変化>
・乾燥肌 |
寒暖差や乾燥による肌ダメージによって、大人も多くの肌刺激を受けます。一方、赤ちゃんの肌状態はどうでしょうか。
<赤ちゃんの肌特徴>
・乾燥しやすい |
赤ちゃんの肌は毎日成長し、ある程度整うのは3歳くらいが目安と言われています。見た目はうるおいに満ちた肌であるものの、表皮は大人の半分の薄さでバリア機能も不安定なため、ちょっとしたことでトラブルが起こりやすい状態です。そんな繊細な赤ちゃんの肌は丁寧なお手入れで肌を守り育ててあげることがとても重要です。
肌の構造そのものは異なりますが、乾燥をはじめとして、ゆらぎや敏感な大人の肌と比較してみると共通項も多く、赤ちゃんのお手入れには多くのヒントが隠れていることがわかります。
◾️赤ちゃんのお手入れを参考に!スキンケアのコツ
ここからは赤ちゃんのお手入れの中で大人も取り入れたい内容を紹介します。
(1)洗う
敏感な肌も赤ちゃんの肌も共通して避けたいのが
・ゴシゴシ洗い
・汚れが残っている
・洗浄力の強すぎるものを使う
という点です。洗浄力のやさしいものを使い、泡で出てくるタイプのものやネットなども活用しながら、たっぷりの泡でやさしく洗うようにしましょう。
体を洗うときは、肌状態によってはボディタオルの使用は刺激になる可能性があります。そのため、手でやさしく洗うのもおすすめです。
そして、うっかり見逃しがちなのが「すすぎ」。温度が高すぎるお湯は肌に必要なうるおいが流れてしまう可能性がありますので、高くても38〜39度くらいまでのお湯+できる限りソフトな水圧のシャワーでゆっくり流しましょう。
洗顔後やお風呂から上がったら、柔らかい肌ざわりのタオルで軽く抑えて、吸い取るように水分をオフします。
(2)保湿する
洗顔後や入浴後の肌はとても乾燥しやすいため、できるだけ早めに保湿するのがポイントです。
保湿量ですが、お顔であればメーカー推奨量を。ボディアイテムで「適量」と書かれている場合は、1つの部位に対して500円玉1〜2個分の量をやさしく塗布するのがおすすめです。
赤ちゃんも繊細な大人の肌も水分と油分のバランスが不安定であることや、複数アイテムを使用することで起こる摩擦を避けるため、オールインワンなどのアイテムも活用してみてください。
「お手入れには赤ちゃん用のアイテムを使えばいいの?」と思いがちですが、赤ちゃんの肌は大人と大きく違う点があります。それは、もともとの水分量が多いという点。バリア機能は弱く汗もかきやすいので水分が蒸発しやすい環境ではあるものの、水分量が多いため油分を補ってあげることが中心になります。
一方、大人の肌は赤ちゃんに比べて水分量が少ないため、刺激は少ないものの同じアイテムを使用すると物足りなさを感じる可能性がありますので年代にあったものを選び、刺激を感じやすい時は「アルコール」「香料」「着色料」といったものは念の為控えておくのがいいでしょう。
唇が荒れやすい人は、食事に含まれる塩分などの刺激物が唇に刺激になることがあるため、食事前のリップケアもおすすめです。
(3)外出時は刺激から守る
外出時で気をつけたいのが「紫外線」や「ほこり」「花粉」といった外敵刺激です。
1年を通して紫外線は降り注いでいますので、日焼け止めは使用するようにしましょう。この時期は保湿成分が配合されているものがおすすめです。
花粉などの刺激を感じる人は、花粉対策用のスプレーやマスクなどもありますので、ご自身の体質に合わせて取り入れてください。
(4)環境を整える
洗浄・保湿が整ったら、肌を取り巻く環境を整えるのも重要です。
この時期は、空気が乾燥している上に室内ではエアコンを使うことも少なくありません。そうなると肌は常に乾燥にさらされてしまうため、加湿器などを活用して湿度を50%台〜に保つことも大切です。
また、必要以上の厚着も衣類の中に汗が蓄積されて「蒸れ」を作りやすいので、「暑い」と感じたら調節できるような服装にするのもおすすめです。
他にも日常的な食生活や生活習慣によっても肌状態は大きく変わりますので、偏った食事を控えたり規則正しい生活を心がけたりしましょう。また、近年注目されている「腸活」も肌状態を左右すると言われていますので、発酵食品なども積極的に取り入れてみてください。
◾️まとめ
赤ちゃんの肌と大人の肌では、もともとの水分・油分といったものは異なりますが、お手入れには多くのヒントがあります。
12月に入り、急な冷え込みなどにより「肌がゆらいでいる」「些細なことが刺激に感じやすい」と感じる人は、ぜひ赤ちゃんのお手入れを参考にしてみてくださいね。
2024年、さまざまな美容情報をお届けしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
2025年も皆様のお役に立てるような情報を発信していきますので、引き続きご覧いただけましたら幸いです。
寒さも厳しくなってまいりますが、くれぐれもご自愛いただき健やかなお年をお迎えください。
〜洗顔+オールインワン〜
<フェイシャル フォーム クレンザー>
泡立て不要&やさしく汚れをオフしてくれるアミノ酸系洗浄成分(*1)を使用した洗顔料。
肌に必要なうるおいを残しながら余分な皮脂や汚れを落とすだけでなく、肌荒れを防ぐ「CBD(*2)」を含み、過酷なこの時期にぴったりのお品です。
美容液のような心地よい泡の質感を、ぜひお楽しみください。
<オールインワン フェイスクリーム>
健やかな肌作りに必要な「水分」と「油分」をバランスよく配合した、オールインワンクリームです。
過酷なこの時期の肌にぴったりな、肌荒れを防ぐ「CBD(*2)」や「グリチルリチン酸ステアリル(*3)」を配合し、繊細な肌を優しく包みながら、うるおいを与え、美しい肌の土台作りをお手伝いします。
塗布時の摩擦刺激をできるだけ避けるよう、テクスチャーにもこだわり、マリエランの美容理論である「摩擦レス」x「保湿」を体現した肌のために作られた代表作です。
<オールインワン フェイスクリーム MEN>
男性の肌は女性の肌と比較して水分量が少なく、水分の蒸散量が多い特徴があります。さらに、男性特有の習慣「シェービング」という刺激とこの時期の気候が重なり、とても過酷な環境にあります。
男性特有の肌環境を考慮した設計にし、スキンケアの習慣がない男性にも使いやすいよう、ベタつきのないテクスチャーにもこだわったオールインワンクリームです。
フォームクレンザー+オールインワンフェイスクリームはこちら
男性向けフォームクレンザー+オールインワンフェイスクリームMENはこちら
<執筆者コメント>
2024年最後のブログとなりました。
私たちを取り巻く現代の肌環境やライフスタイルは、とても過酷な状態にあり、昔のスキンケアより進化しているにもかかわらず、多くの肌トラブルが生まれやすい環境にあります。
たくさんの美容情報やアイテム、美容医療が発展していますが、どんなお手入れをするにしても大切なのは「肌の土台」であり、健やかな肌状態が整っていなければ、思ったような結果が得られないことが多くあります。
私たちは、皆様の未来を応援するために、「肌の土台作り」の大切さをこれからもお伝えしていきたいと思っておりますので、2025年も皆様のお役に立てる情報を配信していきますので、引き続きご覧いただけますと幸いです。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
〜ヘルシーな肌で、輝く未来を〜
執筆者:西川美佐子
*1ヤシ脂肪酸アルギニン(洗浄成分)
*2カンナビジオール(保湿・整肌成分)
*3保湿・整肌成分