過酷な冬こそお手入れの見直し時期!起こりやすい肌トラブルと対策


12月も後半になり、徐々に冬らしく冷え込む日も増え、肌の変化を感じている人も多いのではないでしょうか。

乾燥や気温の低下、特に今年は日々寒暖差のある気候が多かったため、多くの肌トラブルが生まれやすい環境にありました。

そこで今回は、健やかな肌状態で新年を迎えるために!この時期起こりやすい肌トラブルと、おすすめスキンケアについて紹介します。


◾️冬に起こりやすい肌トラブルは??

気温や湿度が下がるこの時期に加え、今年のように寒暖差のある気候では下記のような肌トラブルが起こりやすくなります。


<主な肌悩み・トラブル>

乾燥・カサつき(カサカサ)・ヒリヒリ・かゆみ・赤み・肌荒れ・粉吹き・ニキビ・メイクのノリが悪くなる・水分と油分のバランス乱れ・皮脂増加 …など

冬は湿度の低下による乾燥はこの時期起こりやすい肌悩みですが、それだけではありません。私たちの肌は、汗と皮脂が肌表面で混ざり「皮脂膜」を形成しています。この「皮脂膜」は肌の水分が蒸散するのを防いでくれますが、気温が下がることで汗や皮脂の分泌量がそのものが減少し「皮脂膜」が形成されにくい時期でもあります。

特に今年は、日によって気温が変わったり、日中が暖かく朝晩が冷えたりといった「寒暖差」による肌のゆらぎが起こりやすい環境でもあります。

寒暖差は肌のバリア機能に影響を与え、その結果「ゆらぎ」「敏感」「赤み」「かゆみ」といった多くの肌トラブルや、肌の水分と油分のバランスが乱れることで、ニキビや皮脂によるトラブルが起こることも。

これらを含めると、今年は特に健やかな肌の原点である「うるおいを保つ」ということが難しい環境ともいえます。



 

◾️冬の肌対策は?

過酷な今年の環境ですが、焦る必要はありません。ここからはおすすめのお手入れ方法について紹介します。


(1)スキンケア
「化粧品はそんなに効果がないでしょ」という声もありますが、そんなことはありません。毎日朝晩、1ヶ月だけでも30日×2回(朝晩)=60回行うスキンケアをどうするかで大きく結果が変わります。

医薬品ではないので疾病の治癒という効果の面ではありませんが、過酷な環境を乗り切る「肌の土台を作る」ために、スキンケアは大きく貢献してくれます。

この時期は単純に使用量を増やすだけでなく、肌のバリア機能をサポートしてくれるような成分を補うのがおすすめです。

<主な成分>

セラミド

肌本来の水分保持力を高めてくれる

ナイアシンアミド

セラミドなどの細胞間脂質の産生を高めてくれ、バリア機能をサポートしてくれる

コラーゲン・ヒアルロン酸

肌表面のうるおいを保つ

加えて、肌から水分が逃げないよう油分を与え、うるおいを逃さないことが大切です。

また、お手入れの方法やタイミングも重要です。

・洗顔後や入浴後はすぐに保湿
・目元・口元は・赤み・カサつき・シワ・シミなどのトラブ部分はやさしく
・メーカー推奨量は使用する

洗顔後や入浴後はすぐに保湿をし、目元や口元、赤みやカサつきなど肌状態が変化している部分、シワやシミなどがある部分は、とても繊細です。そのため、やさしく丁寧に塗布して、できる限り刺激を与えないようにしましょう。

また、この時期は思い切ったご褒美コスメを購入する人も多いかと思いますが「もったいないから少しずつ」など、メーカー推奨量より少ない量でお手入れするのはおすすめできません。

十分な効果を発揮できないばかりか、塗布時の摩擦や逆に肌の土台を揺らがせてしまう可能性があります。ご褒美アイテムこそしっかり使って、心の満足感も味わってくださいね。


(2)水分補給
気候が乾燥しているので加湿器を活用している人は多いかと思いますが、体の中もしっかり水分を補給しましょう。

この時期は夏に比べて水分補給も減りがちですが、寒さを乗り切るために体内では日々熱を作っています。そのため、気付かないうちに汗をかいて体内は乾燥しがちに。

人によって必要な水分量は異なりますが、普段から水分摂取量が少ない人は意識的に摂取することも大切です。


(3)食事
よく「バランスのいい食事を」という言葉を聞きますが、毎回食材や栄養素をチェックするのは至難の業です。

そんな時は、以前も紹介した「食材とカラーの多い食材」がおすすめです。パンと牛乳といった単品では栄養が偏りがちですが、多くの食材でカラフルな食事にすることで自然に多くの栄養摂取ができます。

参考として、肌の土台作りにおすすめな栄養素をいくつか紹介します。

タンパク質

肌細胞や天然保湿因子(NMF)の原料となる

牛肉・魚・豆腐など

ビタミンA,C,E

肌ダメージを軽減

レバー・うなぎ・緑黄色野菜・果物・ナッツなど

オメガ3系脂肪酸

セラミドの材料になる

青魚・亜麻仁油など

セラミド

肌の水分保持

こんにゃく・米類(米ぬか)など




◾️まとめ

2024年は比較的暖かいまま秋を迎え、朝晩の寒暖差、日によって夏日や冷え込みといった慌ただしい気候の1年でした。

今までにないこの環境は肌への影響も大きく、気付かないうちに変化が起こっているかもしれません。

肌トラブルとなって現れる前に、日々のお手入れや習慣を見直して、より美しい状態で2024年を締めくくりましょう。




 

オールインワンクリーム

肌の土台を作る「水分」と「油分」をバランスよく含み、この時期の繊細な肌にぴったりな「1ステップ」x「摩擦レステクスチャー」のオールインワンクリーム。

<肌の土台となる保湿・保水成分>

・肌表面のうるおい「ヒアルロン酸Na」
・うるおいを逃さず守る「スクワラン」「ホホバ種子油」
・肌の内側(*1)からうるおいを与える「プラセンタエキス」
・うるおい成分の産生をサポートする「ビタミンC誘導体(3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸)」

さらに肌荒れを防ぐ整肌成分として「カンナビジオール(*2)」「グリチルリチン酸ステアリル(*3)」も配合。

これ1つで「化粧水」「乳液」「美容液」「クリーム」「パック」の5役を叶える、時短ではなく美肌を作るために考えられたオールインワンクリームです。

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オールインワンクリームMEN

女性に比べて水分量が少なく水分蒸散量が高い特徴を持つ、男性の肌のためのオールインワンクリーム。

男性ならではのシェービング習慣による肌刺激にも着目し、なめらかなテクスチャーで刺激が多い男性の肌をやさしく包みます。

1ステップでスキンケアが完了するため、スキンケアが初めての人や忙しくてしっかり時間が取れない人にもピッタリ。

今年は特に過酷な環境でもあるので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。

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<執筆者コメント>
2024年は、夏は酷暑で秋になっても気温が高い日や急に冷え込む日、朝晩と日中の寒暖差など、肌にとって過酷な環境が続いているため、見た目には現れていなくても、実は肌ダメージを受けていることが多々あります。

近年人気の美容医療も手頃に受けやすくなりっているため「肌悩みが生まれたら美容医療」と考えたくなりますが、肌の土台がいかに整っているかによって、美容医療後の効果や肌の回復力に大きな差が出るとも言われています。

マリエランのオールインワンは、水分と油分のバランスがよく肌あたりも◎。季節問わず使用しやすいテクスチャーと使い心地で、筆者もおすすめのお品です。

ぜひこの機会に、肌の土台をしっかり整えて、この過酷な環境を乗り越えていきましょう。

〜健やかな肌の土台で、未来の肌を作る〜


執筆者:西川美佐子

*1 角質層まで
*2 CBD
*3 肌荒れを防ぐ、保湿・整肌成分