夏になる前の肌準備!ボディの角質ケア
少しずつ気温も上がり、上着を脱ぐ機会も増えてきましたね。
すると気になってくるのが「ボディの肌質」。お顔同様、ボディもカサつきやくすみのないうるおいあふれる肌でいたいですよね。
そこで今回は体の角質ケアについてご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。
■体と顔、角質は同じ?
以前「角質ケアの落とし穴!正しい角質ケアを知ろう」でご紹介した肌の構造は、基本的にはどの部位も同じですが、角質を構成している角質細胞の「層の数」が部位によって異なります。
例えば大まかに分けて顔はおよそ10層前後、体は15層前後、手のひらや足の裏は40〜50層というようにそれぞれ異なり、さらにパーツによっても細かく差があります。
■部位によって角質ケアは変えるべき?
部位によって層の数が異なるのはもちろん、角質の環境が異なるため、同じケアでは肌トラブルになることも。
そこで、それぞれのパーツに分けて角質の特徴や対策をご紹介します。
1)胸部
下着による摩擦が起こりやすい胸部は角質が厚くなり、色素沈着も起こりやすい部位です。加えて、下着の圧迫で血流が滞りやすくターンオーバーも乱れやすいため古い角質が溜まりやすいのが特徴です。
アンダーバスト周辺や谷間にざらつきを感じたら、古い角質のサイン。
胸部はデコルテや首といった角質が薄い部分にも近いので、部分的にスクラブ剤などを使用する、または肌あたりの柔らかいボディタオルなどで優しく洗浄するだけで十分です。
また下着が当たる部分の角質が明らかに硬くなっている場合は、下着そのものが合っていない場合もあるため、サイズの見直しをするのも角質ケアの一つとしておすすめです。
2)背中
背中は角質ケアに加えて、皮脂腺が多くニキビもできやすい部分です。手が届かない部分でもあるので、やさしいピーリング効果のある成分(天然由来のAHAなど)が含まれた洗浄剤などはおすすめです。
また届きにくい背中は意外に乾燥していることも。スプレーボトルなどを活用して化粧水を塗布するといいでしょう。
他にも、背中の肌トラブルに悩んでいる人は、トラブルが起きている箇所を確認するのがおすすめです。手の届く範囲で肌トラブルが起きているのであれば、触れることによる外的刺激、手の届かない範囲までトラブルが起きている場合は、皮膚全体のバランスによるものが多いので、原因を見分けることも大切です。
3)ヒップ
デスクワークが増えてヒップにざらつきを感じ始めた人も多いのではないでしょうか。
もともとヒップは脂肪が多く、座り姿勢による圧迫も多い箇所なので、血行不良で冷えやすく角質も厚くなりやすい部分です。加えて、下着などで衣類による摩擦が常に起きていることや、保湿を忘れがちな箇所なので乾燥による古い角質が溜まりがちです。
部分的にスクラブ剤などを使用しながら古い角質を除き、お風呂上がりにしっかりと保湿することが大切です。
4)ひじ・ひざ
体の角質ケアの代表といえば「ひじ・ひざ」。黒ずみも目立ちやすい場所なので、しっかりケアしたい部分ですよね。
この部分は夏に目立つ部分でもあるため「キレイにしたい」と思うあまり過度にスクラブなどを使用していることも。すると逆に刺激となりさらに角質が厚くなるため、スクラブなどは週に数回程度にとどめ、その後はしっかり保湿をしましょう。
またこの部分は日頃の習慣が原因であることも多いので、つい「ひじをついてしまう」「ひざをつく姿勢が多い」という人は、日常生活を見直すだけでも大きく変わりますので、日頃の習慣も見直してみましょう。
5)足裏・かかと
体重50Kgの人が1日8,000歩前後歩いたとして、1日450トン以上の重さが日常的に足にかかっています。
そのため、足の裏の角質はとても厚くなっていますが、足の裏には皮脂腺がないため、水分が逃げやすい状態です。加えて、靴下や靴との摩擦やヒールやサイズの合わない靴による部分的な圧によって、角層は厚くなりがちに。
ひび割れなどすると歩行にも影響が出るため、かかと専用の角質ケアグッズやスクラブなどを使用し古い角質は適度に除きながら、しっかりと保湿をしてあげましょう。
また部分的に角質が厚くなっている場合は、靴が合っていない場合もありますので、この機会に見直して、自分に合った靴を選びましょう。
■体の角質ケアで注意することは?
部位によって角質が厚くなる環境は異なりますが、角質の厚さが1mm未満ということはどこも変わりません。そのため、スクラブなどを使用する場合は週に数回程度でとどめておくのがおすすめです。
スクラブ剤などの刺激が気になる場合は、優しく角質を除いてくれる素材でできたピーリングタオルなどを活用するのも経済的でおすすめです。
顔と違って、ボディは圧をかけてしまいがちですが、圧をかけすぎると刺激となり逆効果に!そうならないためにも、お顔と同様にやさしくケアするのが大切です。
そしてどの部分であっても健やかな肌の基本は保湿です。角質ケアをした後は、必ず保湿をするようにしましょう。
■まとめ
徐々に気温が上がり、肌を見せる機会も増えてくるこれからの季節。
それぞれの部位の肌環境に目を向けて、ちょっとした配慮をするだけで、触れたくなるような美しいお肌へと変化していきます。
今日から始められるケアで、お顔だけでなくボディも理想の肌に近づいてくださいね。
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<執筆者コメント>
徐々に汗ばむ季節になり、肌を見せる機会も増えてきました。
体の部位によって肌環境や肌の状態も異なりますが、繊細なエイジング世代の肌は、お顔同様に「やさしく」ケアすることが何よりも大切です。
お顔と同様に「透明感のあるヘルシーな肌作り」のためには、姿勢などの日頃の習慣で角質が厚くなっている場合は意識をしながら、部位にあった角質ケアとたっぷりの保湿を心がけましょう。
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皆様がより素敵に輝くきっかけになれば幸いです。
〜「透明感あふれる、ヘルシーな肌。」へ〜
執筆者:西川美佐子
*1 カンナビジオール(保湿・整肌)
*2 オタネニンジン根エキス(保湿)
*3 ヒアルロン酸ヒドロキシプロ ピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na
*4 ツボクサエキス(保湿・整肌)
*5 保湿・整肌