老け見えする首のシワ!今日からできるお手入れ紹介


2024年も残り少なくなってきました。今年は暖かい日が続いていますが、少しずつ気温も湿度も下がり始め、首元を覆(おお)う服を選ぶ時期になってきましたね。

そこで今回は、この時期だからこそ始められる首のお手入れについて紹介します。

 

 

◾️首の皮膚は他と違う?

そもそも首元の皮膚は、顔・ボディどちらでもない特徴があります。

 

<首元の特徴>

・顔と比較すると皮膚が薄く、刺激に弱い
・皮膚が薄いため、外的刺激に弱い
・汗腺が多く皮脂腺が少なく乾燥しやすい
・服装やアクセサリー、紫外線など摩擦が起こりやすい
・顔に比べてターンオーバーが遅いと言われている

首の皮膚は、もともと薄いのが特徴的でその厚みは顔の「約3分の2」程度しかありません。そのため外的刺激に弱くとても繊細です。

また、汗が出る汗腺が多く、皮脂が出る皮脂腺が少ないため、首周りは常に水分が蒸散し「乾燥」「シワ」が起こりやすい環境にあります。

加えて、アクセサリーや紫外線、衣類や汗を拭く時の摩擦などの刺激が起こりやすい箇所であることや、ターンオーバーも顔に比べて遅いと言われています。そのため古い角質なども残りやすく、顔に比べて毎日のケアで見た目印象に大きく差が出てくる部分といえます。

他にも、首元には老廃物の排泄に欠かせないリンパ節が多くあり、その数は首やデコルテ周りだけで体全体の約1/4(約200)も集まっているほどです。

スマートフォンやパソコン作業による長時間の同じ姿勢は、血行が悪くなるだけでなく老廃物が溜まりやすくなるため、首だけでなく顔全体の肌にも影響がないとはいえませんので、定期的にストレッチや運動などを取り入れるようにしましょう。




 

◾️首にシワができる原因は?対策はある?

首の皮膚が繊細なことは分かりましたが、「首のシワ」ができる原因についてみてみましょう。


(1)うるおい不足
うるおい不足による首のシワの特徴は「細かなシワ」や「縦ジワ」が目立ちます。

首は汗腺が多く、皮脂腺が少ないので乾燥しやすい特徴があります。そのため、うるおいそのものが不足しがちに。

スキンケアの時は、フェイシャルと同様、化粧水や乳液、ボディクリームなどを使い、皮脂不足の首に適度な油分を与えてお手入れしましょう。

また、首元の皮膚は繊細なので、お手入れの際は摩擦が起こらないよう、やさしく塗布してくださいね。


(2)年齢による変化
加齢による首のシワは主に「縦ジワ」です。

年齢を重ねていくと、ホルモンバランスが変化し肌の水分量や弾力が減少し、首元の「うるおい」や「ハリ」感が少なくなります。

ホルモンバランスの変化は、誰しも起こる現象ですが、日頃のお手入れや日常生活、食生活や軽い運動などによって急激な減少を抑えることが可能です。

「毎日忙しい中で色々気をつけるのは大変!」という人は下記のようなイメージだけでも意識してみてくださいね。

・できるだけ同じ時間に睡眠をとる(リズム作り)
・食材を多く取り入れた食生活をする(バランスの取れた食事)
・1日30分、ストレッチやウォーキング(軽い運動)
・毎日のお手入れ(水分・油分の補給)

といったことを心がけるようにしてみてくださいね。


(3)姿勢によるクセ
主に「横シワ」が目立ちます。これは、年齢関係なく多くの人が起こりやすいもので、主な原因は「姿勢」です。

・枕の高さがあっていない
・下向きの姿勢でスマートフォンやパソコンを長時間見ている

などの日常的な姿勢で、首の皮膚が折れ曲がったような状態が続くことでできる、いわゆる「クセによってできる」シワです。

このシワは意識的に対策ができるものなので、「枕の高さを見直す」「長時間の下向き姿勢を避ける」などを意識しましょう。また、長時間の下向き姿勢はシワだけでなく「ストレートネック」などの骨格変化ももたらしますので注意が必要です。

*ストレートネックとは
首の骨(頚椎)が本来のS字カーブではなくまっすぐになってしまう状態のことです。頭は体重の10%ほどの重さがあると言われており、その重さを首1本で支えているとなると、どうしても首への負担が高くなることは覚えておきましょう。


(4)紫外線によるダメージ
シミやくすみなども含んだ、ゴワついた印象のシワが特徴的です。

紫外線によるダメージは顔だけでなく首も同じです。首元は冒頭で紹介した通り、非常に薄く繊細な肌という特徴があります。そのため、外出時は紫外線対策を忘れずにしておきましょう。

首元は肌が薄いため、極力摩擦が起こらないよう、なめらかなテクスチャーのUVケアを使用するのがおすすめです。





 

◾️まとめ

徐々に気温と湿度が下がり、繊細な首元にとってはダメージが増える季節です。見た目には衣類などで覆(おお)うことも増えるため人目にはつきませんが、衣類による摩擦などでダメージも多くなります。

首元にとっても過酷な季節を迎えますが、お手入れ次第では見た目印象にぐっと差がつく部分です。ぜひ今日から首元にもスキンケアを取り入れ、素敵に輝いてくださいね。



 

ボディクリーム

繊細で刺激を感じやすい首元をやさしく包んでくれる、なめらかテクスチャーのCBD(*1)x和漢(*2)配合ボディクリーム。

・「うるおいを与える」3種のヒアルロン酸(*3)
・水分を逃さないよう「守る」なめらかワセリン
・繊細な肌を「整える」CBD(*1)
・肌荒れを防ぐCICA(*4)、モモ葉エキス(*5)やアラントイン(*5)

などを配合し、皮膚が薄く水分が蒸発しやすい首元に、うるおいを「与え」「逃さず」「整える」3要素を1つに凝縮しました。

やさしく伸び広がり、まるで肌の一部になるようなフィット感は繊細な首元にぴったりのお品です。

首元はもちろん、全身にもお使いいただけるボディクリームはこちら





 


<執筆者コメント>
スキンケアといえば「フェイシャルケア」を思い浮かべがちですが、フェイシャル以上に肌が薄く乾燥しやすい首元は、日頃のお手入れ次第でグッと差がつく部分であり、美しい首元を作ることでさらに若々しく魅力的な印象に引き上げてくれます。

首元を覆(おお)う服が増える時期ですが、今がチャンス!今からしっかりお手入れすることで、次の季節には見せたくなるような首元にすることも可能です。

ぜひ今から、ハリと弾力のある美しい首元を作っていきませんか。


〜明日の自分にワクワクする毎日を〜


執筆者:西川美佐子

※1 カンナビジオール(保湿・整肌成分)
※2 オタネニンジン根エキス、ツボクサエキス(保湿・整肌成分)
※3 ヒアルロン酸ヒドロキシプロ ピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na(保湿成分)
※4ツボクサエキス(保湿・整肌成分)
※5 整肌成分